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ゾンビのくせに「ゾンビ~」と叫びながら走るゾンビって何だ!?ソンビ映画の常識を覆す特別映像が解禁!

ゾンビのくせに「ゾンビ~」と叫びながら走るゾンビって何だ!?ソンビ映画の常識を覆す特別映像が解禁!
20年後、この映画を見た人は言うだろう。「この瞬間、ゾンビに自我が芽生えた」と…… - (C) 2011「キツツキと雨」製作委員会

 役所広司と小栗旬が初共演を果たした映画『キツツキと雨』より、これまでのゾンビ映画の常識を覆すようなゾンビたちが登場する特別映像が解禁された。ゾンビがテーマなのにクスッと笑え、見終わった後にはさわやかな気持ちになれる。そんな、これまでにない本作の魅力を凝縮した映像だ。

 ゾンビ映画の記念碑的作品として知られる『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド/ゾンビの誕生』のジョージ・A・ロメロ監督がかつて「足の速いゾンビは作ろうとは思わない」と明かしたように、ゾンビといえば「足が遅い」というのが一般的なイメージであり、ゾンビ映画といえば「ホラー」だと普通の人は考えるだろう。

 だが、『南極料理人』の沖田修一監督が本作で描いた「ゾンビ」や「ゾンビ映画」は、これまでのそういったイメージを百八〇度覆すものだ。何と本作では、ゾンビが走る! 加えて、自ら「ゾンビ~」と叫び出すなど、ゾンビ映画ファンからしてみれば奇行としか思えない行為にゾンビたちは及んでいるのだ。

 というのも、実は上記のような行動は、劇中で小栗演じる弱気な新人監督・幸一が撮影する「UTOPIA~ゾンビ大戦争~」というゾンビ映画の撮影シーンで起こっていること。ゾンビのゾの字も知らない村人たちがゾンビを演じているためにこういったことが起こるのだが、そういった人々の珍妙な行動がもたらすのは、ゾンビ映画のような恐怖ではなく、温かな笑い。そしてそれこそが、本作の肝となっている。

 作中のゾンビ映画の撮影は、何よりも人と人をつなぐものとして描かれている。それは撮影の外でも同様であり、本作の撮影は地元民の協力を得て行われた。それだけにとどまらず、撮影に参加したエキストラの中には「ゾンビがうれしかったから、このまま帰って息子に見せるんです」と言うつわものもいたといい、そのことからも映画の撮影が、人と人とを確かにつないでくれるものだとうかがえる。本作は、そんな沖田監督ならではのメッセージが込められた作品だ。(編集部・福田麗)

映画『キツツキと雨』は2月11日より全国公開


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