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森山未來、『モテキ』での男優主演賞受賞に歓喜の雄たけび!! 「出来過ぎではないでしょうか」と喜びのコメント!

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『モテキ』で大躍進となった森山未來、この日は幸世を思わせるノリノリぶり!
『モテキ』で大躍進となった森山未來、この日は幸世を思わせるノリノリぶり!

 13日、川崎のシネマコンプレックス「チネチッタ」で行われた第66回毎日映画コンクール授賞式で、男優主演賞を受賞した森山未來がトロフィーを頭上に上げ、歓喜の雄たけびをあげた。

映画『モテキ』写真ギャラリー

 大ヒットを記録した映画『モテキ』で、ある日突然「モテキ」がおとずれたさえない男・幸世を好演した森山。この日のオープニングセレモニーでは、まるで幸世が乗り移ったかのように、両手にピースサインでカメラ撮影に応じるなど、すっかりノリノリ。会場を大いに盛り上げていた。

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 本作での男優主演賞に関して、「これは出来過ぎではないでしょうか」と切り出した森山。「深夜ドラマからはじまっていいドラマができた。そして終わったと思ったら、東宝の川村(元気)プロデューサーから映画をやらないかと言われて。いやいや! ないない! もう出し切ったからと断ったんですけど、川村さんの情熱に押し切られるように映画作りをはじめて。また素晴らしいキャストが集まって、それがヒットし、評価をいただいて。僕がここにいるのは、『何なんだこの夢物語は!』というくらい出来過ぎです」とよどみなく語る。

 そして大根仁監督、原作者の久保ミツロウを筆頭としたスタッフ、キャストに向けて「心から感謝したいと思います」と述べると、感極まった表情に。トロフィーを頭上に掲げ「ありがとうございました!!」と雄たけびを上げた。

 授賞式後に報道陣の取材に応じた森山は「スピーチを考えていたんですけど、反すうしているといろいろとグッとくるものがありまして。感慨深いですね。大根(監督)さんやったぜという感じですね」とコメント。ただ、今後については「とにかくこの映画でダメ男はやり尽くしたんで、ほかの方面の役をやりたい」とモテキ卒業宣言(!?)。「ドラマ、映画と合計8人の女性をとっかえひっかえして、楽じゃないっすよ。甲斐性のない男は精神が衰弱しますから。もうモテなくていいです」とボヤき、報道陣を沸かせた。(取材・文:壬生智裕)

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