シネマトゥデイ

シネマトゥデイ
.

アカデミー賞にだって負けない!去年同時期より総合興収がアップし、ナンバーワンは『アクト・オブ・バラー』! -2月27日版【全米ボックスオフィス考】

アカデミー賞にだって負けない!去年同時期より総合興収がアップし、ナンバーワンは『アクト・オブ・バラー』! -2月27日版
映画『アクト・オブ・バラー(原題) / Act of Valor』のロサンゼルスプレミアに出席した本作の共同監督のマイク・“マウス”・マッコイ監督とスコット・ワウ監督 - Todd Williamson / WireImage / Getty Images

 アカデミー賞授賞式が日曜に行なわれ映画館への客足が多少心配された週末だったが、去年の同時期と比べて総合興行収入がおよそ20パーセントアップするという、ボックスオフィスにとってはうれしいウイークエンドとなった。

 今週全米トップに輝いたのは有名スターが一人も出ておらず、出演者にホンモノのアメリカ特殊部隊ネイビーシールズが名を連ねたアクション映画『アクト・オブ・バラー(原題) / Act of Valor』の2,448万ドル(約19億5,840万円)。3,039館で公開されたこの作品は、映画スタジオが行うPR作戦が功を奏したいい例だといえる。アメリカで非常に高い視聴率を誇る「スーパーボウル」のCM枠を四つも買い、以後もスポーツ番組を頻繁に見る男性層をターゲットに予告編をオンエアしまくった。この映画を観に来ていた観客の71パーセントが男性客だったという統計結果が、PR成功の証拠である。(1ドル80円計算)

 第2位は、出せば当たるタイラー・ペリー監督の映画『グッド・ディーズ(原題) / Good Deeds』で1,558万ドル(約12億4,640万円)。今回の作品はペリー監督の映画『マデアおばさん』シリーズを離れたストーリーで、監督過去の作品と比べると下から2番目という低いデビュー成績であるが、それでも全米第2位というのは決して悪い結果ではない。この作品を観に来ていた観客は『アクト・オブ・バラー(原題) / Act of Valor』とは正反対で女性が大半の76パーセント。全体の85パーセントが25歳以上で、本作の評価は映画ファンサイトの「シネマスコア」によると、Aの評価を得ている。

 第3位は、映画『センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島』で1,339万ドル(約10億7,120万円)で、先週第4位からの返り咲きである。 公開から17日間の総合収益は、前作の同時期の総合収益を、およそ1,600万ドルも上回る7,665万ドル(約61億3,200万円)となっており、この調子でいけば大台の1億ドル(約80億円)到達は時間の問題といわれている。この快進撃は、1作目に主演を務めたブレンダン・フレイザーに代わり主役を好演しているザ・ロックことドウェイン・ジョンソンが貢献しているからだと考えられる。

 ドウェインは去年、映画『ワイルド・スピード』シリーズの新作映画『ワイルド・スピードMEGA MAX』にも初参加して、作品はアメリカで記録的な大ヒットを収めた。ヒットの要因の一つとして、ドウェインの存在がシリーズに新たな息を吹き込んだからだといわれており、彼は映画界にとって真のヒーローとして期待されている。今年ドウェインは、シリーズ第2弾となる映画『G.I.ジョー:リタリエーション(原題) / G.I. Joe: Retaliation』への出演も決まっており要注意のアクターである。

 今週第4位、第5位はトップから仲良く大落下してしまった映画『セーフ・ハウス(原題) / Safe Houseの1,093万ドル(約8億7,440万円)、そして『ザ・バウ(原題) / The Vow』で992万ドル(約7億9,360万円)。今週末は大型新作アニメ映画『ドクター・スース・ザ・ローラックス / Dr. Seuss' The Lorax』と、高校生がパーティーを開いて大騒動になる映画『プロジェクトX(原題) / Project X』が公開される。『ドクター・スース・ザ・ローラックス / Dr. Seuss' The Lorax』は必ず上位に食い込むとしても、今週のトップ5は全体的にインパクトが弱いため、 一見マイナーな『プロジェクトX(原題) / Project X』がトップ5にランクインする可能性は高い。(文・ロス取材: 明美・トスト/Akemi Tosto)


【関連情報】

楽天市場

ブログなどをご利用の方は以下のURLをトラックバックURLとして指定してください。

[PR]
おすすめ特集
映画アクセスランキング
  • Loading...
»もっとランキングを見る«
楽天市場
スポンサード リンク
  1. 記事
  2. 2012年
  3. 2月
  4. 28日
  5. アカデミー賞にだって負けない!去年同時期より総合興収がアップし、ナンバーワンは『アクト・オブ・バラー』! -2月27日版