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PR作戦の勝利!アクション・コメディー『21ジャンプ・ストリート』が堂々のトップ! -3月19日版【全米ボックスオフィス考】

PR作戦の勝利!アクション・コメディー『21ジャンプ・ストリート』が堂々のトップ! -3月19日版
「おれが女の子に人気があるからだな!」「違うぜアニキ! おれがアカデミー賞にノミネートされたからだ!」 -映画『21ジャンプ・ストリート(原題) / 21 Jump Street』で共演したチャニング・テイタムとジョナ・ヒル - Eric Charbonneau / WireImage / Getty Images

 早めの時期にPRを開始し、予告編は映画の内容と主人公を明確にしつつ要点を押さえていることが、売れる映画のPR作戦の手本だという。今週全米ナンバーワンになったアクション・コメディー映画『21ジャンプ・ストリート(原題) / 21 Jump Street』は、そのいい例である。この週末3,630万ドル(約29億400万円)をたたき出し全米映画トップとなったばかりか、5月から8月以外に公開されたR指定のコメディーでは映画『ジャッカス 3D』に次ぐ大ヒットとなった。(1ドル80円計算)

 有名映画評論サイトのロッテントマトでは、87パーセントのユーザーがフレッシュ(新鮮)という好意的なランクを付けており、加えて各地で行われた先行試写会でも映画ファンから上々の評判を得ており、彼らの口コミもこの作品を全米トップに押し上げる大きな要因となっている。また、配給会社が発表した観客の内訳データによると女性客が47パーセントと、アクション・コメディー映画のジャンルにしては高い数値を示しており、これはどうやら女性の間で人気急上昇中のチャニング・テイタム出演によるものとみられている。

 第2位は、2週連続トップだった映画『ロラックス(仮題)』で、2,276万ドル(約18億2,080万円)の興収。この作品は、公開17日で同ジャンルのアニメ映画『怪盗グルーの月泥棒 3D』の同時期売り上げ数値にあと少しで届くほどの売り上げを誇っており、この分だと最終的には2億ドル(約160億円)の総合興収に到達すると予想されている。そして今週第3位は、1,357万ドル(10億8,560万円)の映画『ジョン・カーター』。この様子ではトップ巻き返しの希望は、残念ながら夢と消えそうな状況である。

 第4位は、ワンランク落ちで映画『プロジェクトX(原題) / Project X』で404万ドル(約3億2,320万円)、第5位もワンランク下がった映画『アクト・オブ・バラー(原題) / Act of Valor』で373万ドル(約2億9,840万円)の収益となっており、今週の上位5作品は新しいナンバーワン映画に加えて先週の第1位から第4位までの作品がそのまま一個ずつスライドした形となった。また、去年の同時期と比べてボックスオフィス総合収益自体も4パーセントの低下となっている。

 さて次回のチャート予想だが、トップは現時点で新作映画『ハンガー・ゲーム』にほぼ間違いないだろう。アメリカで空前の人気を誇るティーン小説の映画化なのだが、驚きの4,000館という膨大な数の上映館にて封切られる予定で、アメリカでメジャーな映画前売り券を扱うサイトFandango.com、そしてMovietickets.comの2サイト合計で現在までに100万枚という膨大な数の前売り券を売りさばいている。公開5日前となった日曜だけでも8万3,000枚のチケットが売れたとハリウッド中の大ニュースとなっている。

 配給会社ライオンズゲートによると、『ハンガー・ゲーム』が封切られる今週末金曜から日曜までの3日間のみで1億2,500万ドル(約100億円)という収益を出す可能性があると分析している。少女たちがファン層の中心だった『トワイライト』シリーズに比べ、『ハンガー・ゲーム』はティーンの男の子たちにも人気があるばかりか20代以上の女性にもファンが多く、ファン層の厚さから見て、『トワイライト』シリーズの記録を優に超えるのではないかと業界関係者たちは見ている。(文・ロス取材: 明美・トスト/Akemi Tosto)


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