シネマトゥデイ

シネマトゥデイ

『スラムドッグ$ミリオネア』のフリーダ・ピントを直撃!トーマス・ハーディの古典小説「テス」がインドを舞台に! (トライベッカ映画祭)(1/2)

『スラムドッグ$ミリオネア』のフリーダ・ピントを直撃!トーマス・ハーディの古典小説「テス」がインドを舞台に! (トライベッカ映画祭)
フリーダ・ピント

 現在開催されているトライベッカ映画祭(Tribeca Film Festival)で、映画『スラムドッグ$ミリオネア』や『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』で注目を浴びたインド出身のフリーダ・ピントが、新作『トリシュナ(原題) / Trishna』について語った。

 同作は、トーマス・ハーディの古典小説「テス」を基に、イギリスだった設定を現代のインドに舞台を移して制作された作品。そのストーリーは、インドの貧しい家庭に育ったトリシュナ(フリーダ・ピント)は、ある日、父親が経営するホテルのマネージャーを任されたジェイ(リズ・アーメッド)と出会い恋に落ちる。そして、トリシュナはジェイが経営するホテルでウェイトレスを始めるが、身分の違いから二人の関係に亀裂が生じ始めていくというドラマ作品。監督は、映画『ウェルカム・トゥ・サラエボ』や『マイティ・ハート/愛と絆』のマイケル・ウィンターボトムがメガホンを取っている。

 フリーダは、この新作の出演を依頼される前にトーマス・ハーディの原作「テス」をすでに読んでいたらしい。「実は大学で19世紀の英文学を学んだ際に、この作品を読んでいたの。もっともこの本を読んで論文を提出するようなことはなかったけれど、当時のイギリスで起きた近代産業を理解するうえでは必須だったの」と答えた後、ただ同作の設定はイギリスではなく、インドであるため「もちろん、感覚は違うけれど、主題と主人公のテスの心の変化は同じで、特に私が演じたトリシュナのキャラクターは、テスに忠実に描かれているわ。実は、ロマン・ポランスキーが製作した映画『テス』も鑑賞していて、あの作品は台詞などを含め、かなり原作に忠実だけれど、この映画は英語以外にヒンデイー語やマラーディ語が使われているの」と語った。

 『スラムドッグ$ミリオネア』以来、再びインドの地で撮影をしてみて「同じインドでも、わたしはボンベイ(現在はムンバイ)で育ったために、以前に制作した『スラムドッグ$ミリオネア』のロケーションも私の家の近くなの。もっともあの映画の環境はわたしの育った環境とは違うけれど、ストリート・キッドや電車などは目にしてきたわ。けれど、この映画の舞台であるラジャスタンは、わたしの育った環境とは全く別世界だったために、再びインドに戻っても異国の地で撮影をしていた感覚だったわ。だから、ある意味でインドの別の土地を学ぶ、良いきっかけになったの」と明かしてくれ、さらに映画のためのリサーチも『スラムドッグ&ミリオネア』より多く行ったそうだ。


【関連情報】

楽天市場

ブログなどをご利用の方は以下のURLをトラックバックURLとして指定してください。

[PR]
おすすめ特集
映画アクセスランキング
  • Loading...
»もっとランキングを見る«
楽天市場
スポンサード リンク
  1. 記事
  2. 2012年
  3. 5月
  4. 4日
  5. 『スラムドッグ$ミリオネア』のフリーダ・ピントを直撃!トーマス・ハーディの古典小説「テス」がインドを舞台に! (トライベッカ映画祭)