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『ミルク』『J・エドガー』の脚本家で、ゲイの活動家でもあるダスティン・ランス・ブラックを直撃!(1/2)

『ミルク』『J・エドガー』の脚本家で、ゲイの活動家でもあるダスティン・ランス・ブラックを直撃!
ダスティン・ランス・ブラック

 映画『ミルク』でアカデミー賞脚本賞を受賞し、さらにクリント・イーストウッドとタッグを組んだ映画『J・エドガー』やテレビドラマ「ビッグ・ラブ」なども手掛けてきた脚本家ダスティン・ランス・ブラックが、監督に挑戦した新作『ヴァージニア(原題) / Virginia』について語った。

 同作は、小さな田舎町に住む統合失調症を患う精神不安定なシングル・マザーのヴァージニア(ジェニファー・コネリー)は、妻子のある保安官ディック・ティプトン(エド・ハリス)と20年にもわたって恋愛関係を持ち続けていた。だがある日、ヴァージニアの息子エメット(ハリソン・ギルバートソン)がディック・ティプトンの娘ジェシー(エマ・ロバーツ)と付き合い始めたことで、それまでの環境に変化が訪れていくというドラマ作品。

 ダスティン自身もシングル・マザーの家庭に育ったそうだ。「僕はテキサス出身のモルモン教の家庭に育ち、母親はポリオ(急性灰白髄炎=ポリオウィルスが原因で脊髄の灰白質が炎症を起こす)であったために、親戚が僕を育てる手助けをしてくれていた。さらに、母親はこの映画の主人公ヴァージニアが抱える統合失調症の幾つかの症状もあったんだ。だから、多くは僕個人の実体験によるものだが、貧しい家庭で精神的なトラウマを抱えながらも、ユーモアや愛があることを伝えたかったんだよ」と制作理由を語った。

 統合失調症を描くうえでどのようなリサーチをしたのか、という質問に「カリフォルニア州ノースリッジ・ホスピタルの女性臨床心理士に会って、彼女に統合失調症の患者を紹介してもらい、ジェニファー・コネリーとともに彼らに会ったんだ。統合失調症の中でも症状の軽い人たちは、仕事をしていたり、家族も居たりするんだ。そんな彼らも、この映画のヴァージニアのようにトラブルに時々巻き込まれるが、そのようなトラブルも家族が居れば乗り越えることもできるんだよ」と答えた。

 モルモン教の家庭に育ったことについて「僕は敬虔なるモルモン教徒だが、ゲイでもあるため、当然僕は思ってはいけない考えや、やってはいけない行動をしてきている。そのため育った環境下では抑圧を感じていた。だが、多くの敬虔でストレートな男性も性的な発想に関しては抑えられていた。でも、これほど厳しい信念のもと、性的な発想を退けようとすると、抑圧されていたために逆により性的な探究心を煽ることになると思う」とかなり率直な考えを示した。


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