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ティム・バートン作品史上最大のスケール!?『ダーク・シャドウ』の港町はスタジオの駐車場に建設されていた!

ティム・バートン作品史上最大のスケール!?『ダーク・シャドウ』の港町はスタジオの駐車場に建設されていた!
幽霊ももちろん出てきますよ! - 映画『ダーク・シャドウ』より - (C) 2012 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED

 現在大ヒット公開中の映画『ダーク・シャドウ』の特別映像が公開され、ティム・バートン監督作品史上最大のスケールといっても過言ではない本作製作の裏側が明らかになった。港町であることなど、その舞台設定を重要視するあまり、撮影スタジオの駐車場に全て作るしかなかったといい、バートン監督はそのことについて「ものを創造することこそ映画製作の楽しみだ」と実にらしいコメントを寄せている。

 ティム・バートンといえば、ルイス・キャロルの原作から着想した映画『アリス・イン・ワンダーランド』から、19世紀のロンドンを舞台にした映画『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』まで、その世界観の作り込みには定評がある映画監督。そのバートン監督が本作で作り出したのは、架空の町・コリンズポート、そしてそこにそびえるゴシック・ロマンを思わせる古い屋敷だ。

 町にその名前が冠されているコリンズ家は、かつては町の名士として知られていたが、今は没落して往時をしのぶよすがは朽ち果てた屋敷だけという始末。インテリアの一つ一つは過去の栄光を思わせるものに仕上げたといい、隠し部屋の存在などはその最たるもの。吸血鬼、魔女、幽霊といった要素はもちろん、かつての恋人にうり二つな女家庭教師がやって来るところから物語が動き始めるなど、本作の世界観は、その手の話が好きな人にはたまらないものとなっている。

 それでいながら、がっちり固められたように見える世界観にユーモアという形で現代的なセンスを挟み込む、バートン監督の手腕は見事の一言。隠し部屋がファンシーな編み物部屋に変わっていたり、BGMに使われているのが1972年当時のロックンロールだったり……そうした観客が感じるズレは、200年ぶりに目覚めた主人公バーナバスが感じるものと同じ。単にとっぴな世界を構築するだけでなく、観客が物語に没入しやすいよう、二重にも三重にも網を張り巡らせているのだ。

 映画『ダーク・シャドウ』は数々のヒット作を送り出してきたジョニー・デップとティム・バートン監督が、8度目のタッグを組んだファンタジー。共演にはミシェル・ファイファー、クロエ・グレース・モレッツ、ヘレナ・ボナム=カーターら豪華キャストがそろう。(編集部・福田麗)

映画『ダーク・シャドウ』は公開中


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