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坂本龍一、被災地花火プロジェクトの発起人を黒澤明監督に例えて絶賛!

坂本龍一、被災地花火プロジェクトの発起人を黒澤明監督に例えて絶賛!
黒澤明監督のような素質を持っていると高田佳岳(左)を絶賛した坂本龍一(右)

 昨年8月11日に東北10か所で一斉に花火を打ち上げた一人の男の軌跡を収めたドキュメンタリー『LIGHT UP NIPPON ~日本を照らした、奇跡の花火~』のトークイベントが9日に都内で行われ、楽曲を提供した坂本龍一が登壇。一緒に出席した花火プロジェクトの発起人・高田佳岳を絶賛した。

 東日本大震災の追悼と復興の願いを込めた、東北太平洋沿岸10か所での花火同時打ち上げプロジェクト「LIGHT UP NIPPON」。本作は、プロジェクトの発起人となった東京在住の会社員が、その誠実さと情熱でさまざまな人々を動かして実現していく様子を、900時間にもわたって密着した映像を基に収めた作品。映画の収益は、今年の8月11日にも実施される花火の運営費にあてられる予定。ナレーションは女優の黒木瞳が担当している。

 坂本はこのプロジェクトに参加した理由について「発想がユニークだし、高田君もユニークだったから(笑)」と返答。そして「高田君は某有名な代理店に勤めているのに、(プロジェクトのために)仕事を何か月も休んで、上司は何と言っているのかと思った。(周囲からの)評価はどうだったんですか?」と高田に質問し、「よくやったと言っていただいています」と聞くと「ずいぶんいい会社ですね。うらやましい」などと世界的に活躍するミュージシャンらしからぬ、気さくなコメントを連発して場を和ませた。

 さらに坂本は「国のかたちというのは、その国の人間で決まる。日本から、スティーブ・ジョブズのような人が出るのはいつになるかわからないけど、過去には黒澤明という人もいた。僕の勝手な持論だけど、黒澤明一人と、ソニー一社とを比べたとき、たぶん黒澤明のほうが国際的には価値がある。高田君はそういう素質を持っている。ユニークな発想を実行できる若い人なので、そういう人間がたくさん出てくると素晴らしいと思う」と高田と絶賛しつつ、日本の若者へ期待のメッセージを送った。

 また、高田は最後に「よくそんなに頑張れるねと言われるけど、自分自身は頑張っているつもりは全然ない。楽しいし、信じていることだからやっていられる。そういう小さな動きが、たくさんの人に連鎖していくと、日本中が前向きに明るくなるんじゃないかと、生意気ですが思っています」と言葉に力を込めた。(古河優)

映画『LIGHT UP NIPPON ~日本を照らした、奇跡の花火~』は新宿バルト9ほか全国公開中


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