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真木よう子の凛とした風ぼう…素とは真逆の“受身女”に挑む!

真木よう子の凛とした風ぼう…素とは真逆の“受身女”に挑む!
物憂げなまなざし…… 真木よう子

 阿部寛と行定勲監督が初タッグを組んだ映画『つやのよる』(2013年新春公開)で7月4日に伊豆大島で行われた撮影が報道陣に公開され、主演の阿部をはじめ、真木よう子、永山絢斗が一堂に会した。また永山のほか、岸谷五朗、渡辺いっけい、羽場裕一、奥田瑛二ら主要男性キャストの出演も明らかになった。

 本作は、直木賞作家・井上荒野の同名小説を群像劇に定評のある行定監督が映画化。阿部扮(ふん)する主人公・松生が、ガンで昏睡状態に陥った不貞の妻・艶の死を過去の男たちに知らせていくことから巻き起こる大人の恋愛群像劇。それぞれ事情の異なる男女が22人も登場し、小泉今日子や真木、忽那汐里、大竹しのぶらが艶と松生に振り回されながらも、自分の信じる愛を貫こうともがく姿を体現。豪華キャストの競演も注目されている話題作だ。

 永山は、艶がストーカーをしていたスナックの店長・優、真木は優の恋人で美容師の百々子を演じている。気温27度で汗ばむ陽気のこの日に撮影されたのは、海岸沿いでのシーン。突如、実子の存在が判明した優とその子ども・光が遊んでいるところに、遠くの坂の上から自転車で下りてきて、二人に石を投げつける松生や、行方不明になった光を一緒に探す優と百々子の姿。

 白いTシャツに茶色のズボン、サンダルというラフな格好で黄色いママチャリにまたがった松生役の阿部は、複数回撮影テイクが重なったことから、勢いよく下った坂をまた上ってという行動を繰り返したが、疲れた様子は一切見せず暑い中の撮影を乗り切った。「大島は東京の目と鼻の先くらい近い距離なのに、島に上陸すると一気にタイムスリップしたようなどかな暮らしがある。意外でした。あの島に初めて行けたことに感激しています」と阿部はコメント。

 真木は、恋人・優の子どもの存在が明らかになっても自分の気持ちをあからさまに表に出すことはない受身の女・百々子を演じることについて「なるべく我慢せず、思ったことは伝えたいわたしと百々子は真逆なので、共感しづらいですね」としながらも、「百々子は我慢することが身に付いている女性だと思うので、真木よう子としての考え方とか素の部分を出さないように気をつけて演じています」と工夫を明かした。そんな真木を行定監督は「すごい女優」と絶賛している。

 3月にバイクの横転事故を起こした永山にとって本作は映画復帰第1作となるが、真木との初共演は「一緒にやってみたかったのでうれしい気持ちが強かった。やりやすいし、刺激的」と大満足の様子。実力派の演者とスタッフが集結してひとつの作品を作り上げていくさまには、それぞれの熱意と思いが込められており、行定監督の下、クオリティーの高い日本映画が誕生することを予感させた。(編集部・小松芙未)

映画『つやのよる』は2013年新春全国公開


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