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西川美和監督、手のひらで旦那を転がすのが良き妻だと豪語!大学生と座談会!

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大学生たちと座談会! - 西川美和監督(写真中央)
大学生たちと座談会! - 西川美和監督(写真中央)

 23日、映画『夢売るふたり』の公開を記念して、西川美和監督が大学生と本音でぶつかり合う座談会が東京・渋谷区の青山学院アスタジオで行われた。本作を一足早く鑑賞した青山学院大学の学生を中心にした約150人がYES、NOが記されたうちわを持って、西川監督と女性観や結婚観について意見を交換した。

映画『夢売るふたり』座談会イベントフォトギャラリー

 本作で描かれるのは、夫(阿部サダヲ)に結婚詐欺をさせる妻(松たかこ)の姿。西川監督は、「(これが)日本における良き妻の形。手のひらで旦那さんを転がしているんです。そんなパワーバランスは昔からあると思うんです。それを極端に見せたかった。良き妻の内側に巣くっているものをいかに描こうか」と映画に込めた思いを語った。

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 学生に向けて「結婚をしたいか」と聞くと、ほとんどの学生がYESのうちわを掲げた。それを見た西川監督は「良かった」と安堵(あんど)の表情。「(映画を見て)結婚観が変わったら責任を感じちゃう」と笑顔で話していた。

 しかしNOと答えた女性が「一生結婚したくない。ずっと自由でいたい」と発言。西川監督は「わたしも結婚もしていないので先輩風吹かすわけにはいかないけど」と前置きしながら「仕事を持つと家庭を持てないと思い込んでいるのがわたしたち世代以上の女性なんです。そうじゃなくて、どっちもちゃんとできるようにしていかないと社会が持たない」と現実的なコメントで応えた。

 最後に西川監督は「映画を観ることは、文化や世界を見ること。大人になる前に、わかりづらい文化や価値観をたたき込んでおかなくちゃいけない。映画は娯楽でもあるけれども、その先があるところが映画の豊かなところ。いろんな映画を観てください」と大学生のうちに映画をたくさん観ておくことの大切さを説いていた。(取材・文:県田勢)

映画『夢売るふたり』は9月8日より全国公開

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