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伊藤淳史、いかりや長介の遺志を引き継いだ前作を経て「踊る」ファイナルに込めた思い

伊藤淳史、いかりや長介の遺志を引き継いだ前作を経て「踊る」ファイナルに込めた思い
「THE FINAL」で青島俊作とバディーに!-伊藤淳史

 2010年に公開された『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』でシリーズに初登場し、人気キャラクターの一人となった和久伸次郎を演じた伊藤淳史が、シリーズ完結編となる『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』に込めた思いを語った。

 「THE MOVIE 3」出演当時のことを「ドラマの頃からのファンだったので、織田さんと初めてご一緒させていただいた時も『青島さんがいる!』って思ってしまいました」と振り返る伊藤。そんな伊藤が演じる和久は、メガホンを取った本広克行監督からも「大変でしょ」と声を掛けられたという大きな役割を担っていた。それは、和久伸次郎はテレビシリーズで織田裕二ふんする青島俊作に所轄の刑事の現実を教えた故・いかりや長介さんが演じていたベテラン刑事・和久さんこと和久平八郎の甥であり、「和久さんの遺志を継いで」伝えていかなければならなかったこと。

 その役割を成し遂げた前作から2年、今作で伊藤が意識したのは、経過した月日で和久がしたであろう成長だった。「この2年でどういうふうに変わったんだろうって考えました。外見的なことではなく、気持ち的な部分で強行犯係の刑事としてどう成長したのか。それで前作では伯父さんの遺志を尊重しましたけど、今回は青島さんを目指しているのではないか、と」。

 実際、この「THE FINAL」での和久は、青島と常にバディーを組んでいる。「コンビ感が強くなってうれしいですね。青島さんからも部下としてちゃんと認められている感じで」と伊藤。そもそも和久は柳葉敏郎演じる室井慎次から青島の下で働くようにと指示されてきた人物で、青島のような刑事を目指すことはキャラクターとして極めて正しい。室井からの思いを託された身として、今回初めて青島と室井のシーンに参加した時は「ワクワクした」そうだ。「青島さんと室井さんのシーンは空気がぐっと締まります。その真摯なやりとりには、思わずただのファンになって見とれちゃいました」。

 今回、青島との距離感が近くなったことで、深津絵里演じる恩田すみれと青島の「友達以上恋人未満」の微妙な関係にも関わってくる和久。それについて「ファンの皆さんが大切にしている空気を壊さなきゃいいなと心配でしたね(笑)。それぞれの人物の思いから、その背景まで、しっかり描かれている奥行きのある作品ですから」と語った伊藤は、「だからこそ何回観ても楽しめる作品。何回も観なくちゃわからないんじゃなくて、一回観ても100%楽しめて、次観たら違う100%が楽しめる。それが最大の魅力ですね」と語り、自身もファンである「踊る大捜査線」シリーズに対する愛情を感じさせる笑顔を見せた。(取材・文:永野寿彦)

映画『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』は9月7日より全国公開


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