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『アーティスト』でアカデミー賞監督賞に輝いたミシェル・アザナヴィシウス、トム・ハンクス主演ノンフィクション書籍の映画化を監督か?

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各方面から評価の高いミシェル・アザナヴィシウス監督
各方面から評価の高いミシェル・アザナヴィシウス監督 - Michael Tran / FilmMagic / Getty Images

 「悪魔と博覧会」などのノンフィクションで知られるアメリカの作家エリック・ラーソンの作品で、ナチスドイツの政権下で初のアメリカ大使となったウィリアム・E・ドッドと、ゲシュタポと恋に落ちる彼の娘マーサについて描いた小説「イン・ザ・ガーデン・オブ・ビースツ(原題) / In The Garden Of Beasts」の映画化企画が、トム・ハンクス製作主演で進んでいるが、映画『アーティスト』でアカデミー賞監督賞に輝いたミシェル・アザナヴィシウス監督への交渉が進行中であるとDeadline.comが伝えた。

 トム・ハンクスが、自身の製作会社プレイトーンのパートナーで、映画『マンマ・ミーア!』や『かいじゅうたちのいるところ』をプロデュースしたゲイリー・ゴーツマンとともにプロデューサーを務めるというニュースは昨年12月に報じられたが、この度ハンクスは、主役のウィリアム・E・ドッドを演じることになったとも伝えられた。さらにハンクスたちは、娘のマーサ役に、ナタリー・ポートマンを強く希望しているらしい。

 ポートマンの確約はまだないが、アザナヴィシウス監督は、まもなくチームに加わる脚本家とともに草稿をディベロップしていく準備が整っているらしく、俄然信ぴょう性が高い。

 『イン・ザ・ガーデン・オブ・ビースツ(原題)』は、2014年公開を想定している。(鯨岡孝子)

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