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「Dr.HOUSE」のヒュー・ローリーが、自分の娘と同年代の女性と付き合う役について語る

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ヒュー・ローリー
ヒュー・ローリー

 アメリカの人気テレビドラマ「Dr.HOUSE -ドクター・ハウス-」で主役グレゴリー・ハウスを演じたヒュー・ローリーが、新作映画『ジ・オレンジズ(原題) / The Oranges』について語った。

ヒュー・ローリー出演 映画『フェイク シティ ある男のルール』写真ギャラリー

 同作は、ニュージャージー州の郊外に住むウォーリング家の主人デヴィッド(ヒュー・ローリー)は、近所に住むオストフ家と家族付き合いをしていた。ある日、恋人と別れて帰郷したオストフ家の娘ニーナ(レイトン・ミースター)にデヴィッドは強く惹かれ始め、ニーナも気になり始めたことで、彼ら二人は秘かに付き合おうとする。だが両家族にばれて、ひと騒動が起きてしまうというコメディ/ロマンス作品。キャストは他に、オリヴァー・プラットキャサリン・キーナーアリソン・ジャネイアダム・ブロディなどが脇を固めている。監督は、テレビドラマ「アントラージュ★オレたちのハリウッド」のジュリアン・ファリノがメガホンを取っている。

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 出演経緯について「いつも僕は、興味深い役にこだわっているよ。この脚本を読んだときに、その内容がおかしいだけでなく、人々の生活や感情をシリアスに描写しているとも思ったんだ。それにキャラクターは、恩着せがましくなく、決めつけたりしていない点も良く、そんな難しいデリケートなラインが気に入ったんだ。なぜなら、このような(年配の男が若い女性と付き合う)題材は、笑ってしまうだけのコメディで終わってしまって、現実的な男女関係として(観客が)観られなくなる可能性もあるからね」と語った。さらに、この素晴らしいキャスト陣であったことも出演の決め手となったそうだ。

 今作で恋に落ちるレイトン・ミースターとは、かつて「Dr.HOUSE」で共演したことがあったことについて、「確かに以前に共演していたことが、今作の“助け”になったことは否定できない。だから、お互いが(難しい役であるにもかかわらず)演じられるという自信もあったんだ。実際には『Dr.HOUSE』では、彼女とはわずか2週間共演しただけだが、もし共演していなかったら、多少は不安だったかもしれない……(笑)。もっとも、共演してなくても、何とか演じていただろうけれどね」と明かした。

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 自分の娘と同じような年齢の女性と付き合うことに違和感が無くなってきている世間について「確かに40~50年前に比べて、自分の娘と同年代の女性と付き合うことは、人々の間で消化しにくい出来事ではなくなってきている。でも、このような環境になってしまっているということは、逆に不思議なことなのかもしれない。ただ映画では、際限もなくパーフェクトな人物をつづっていくよりは、むしろ僕らは人の欠点に惹かれていく。特に、その欠点が自分では良いと判断してやったことならばなおさらなんだ。もちろん、この映画ではそんな欠点がもたらす結果も、シリアスに取り上げられているよ」と語った。

 最後に、ヒュー・ローリーは撮影現場で、長い台詞を何度か間違ったアリソン・ジャネイを、彼女が失敗する度に横で笑わせながら、落ち着かせて演じさせるようにジョークを言っていたと話してくれた。今シーズンで最後となった「Dr.HOUSE」だが、今後彼は映画界でも活躍しそうだ。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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