ジョニー・デップ、顔を変えたいと懇願していた！
ジョニー・デップが、ティム・バートン監督との8度目のタッグとなる映画『ダーク・シャドウ』のヴァンパイア役で、ついに長年の変身願望がかなえられたと告白した。
雑誌ピープルが選ぶ「最もセクシーな男」に2003年、2009年と2度も選ばれたジョニー・デップだが、実は常に「顔を変えたい」という願望はあったという。同じくティム・バートン監督との6度目のコラボレート作品『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』の頃から、デップは特殊メイクでの変身を熱望していた、と共演者であり監督のプライベートでのパートナーでもあるヘレナ・ボナム＝カーターも証言する。
20年来の友人であり作品に特殊メイクを多用する監督に、長年自分だけ「ノー」を突きつけられてきたジョニー・デップ。今回ヴァンパイア役にリアリティーを持たせるという理由から、自身の特殊メイクに監督のゴーサインが出た喜びはひとしおらしく、「僕もようやく偽の鼻と指をもらえたんだよ！」と子どものように大はしゃぎする姿が、『ダーク・シャドウ』ブルーレイ＆DVD特典に収録された映像で観ることができる。
本作でジョニー・デップは魔女の呪いによりヴァンパイアにされ、200年間の生き埋め状態から見事復活を果たした主人公バーナバスをコミカルかつ魅力的に好演。今ではすっかり落ちぶれた自身の末えいのために奔走する主人公を演じ、ヴァンパイアの新境地を開拓したといっても過言ではない。（文：平野敦子）
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