ホビット庄と堺市が仮想姉妹都市へ
映画『ホビット 思いがけない冒険』の主人公ビルボ・バギンズの故郷であるホビット庄と大阪府堺市が、バーチャル姉妹都市提携を結ぶかもしれない。3日、堺市の竹山修身市長が定例会見で発表した。
ホビット庄は作家J・R・R・トールキンが生み出した架空の地域。ビルボのほか、『ロード・オブ・ザ・リング』3部作の主人公フロド・バギンズなどの故郷で、平和を愛するホビットたちが自治をする美しい村だ。
竹山市長によると、そんな自治を守る村であるホビット庄と戦国時代に自治都市として繁栄した堺市には結びつきがあるため、堺市側から映画配給会社ワーナー・ブラザースにバーチャル姉妹都市提携を提案。『ホビット』3部作は堺市と姉妹都市提携を結ぶニュージーランドの首都ウェリントンで撮影が始まったというゆかりもあり、この提案に配給会社も前向きな姿勢を示しているという。
取り組みの皮切りとして堺市ではパネル展などが開かれる予定だといい、具体的な展開に関しては今後改めて発表するとのこと。夢のある提携に心躍るファンは多いだろう。（編集部・市川遥）
第1部『ホビット 思いがけない冒険』は12月14日公開
第2部『ザ・ホビット：ザ・デゾレイション・オブ・スマウグ（原題） / THE HOBBIT: THE DESOLATION OF SMAUG』は2013年12月13日公開
第3部『ホビット ゆきて帰りし物語』は2014年7月18日公開
