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舞台版「大奥 第一章」の全国ツアー始まる!松下由樹と若村真由美が語る東北公演、被災地への思いとは?

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火花がバチバチでございます
火花がバチバチでございます

 9月末から全国ツアーが始まった舞台「大奥 第一章」に出演している松下由樹若村麻由美が、役柄への思い、全国ツアーへの意気込みを語った。

 本作は、2003年6月に放送をスタート。愛憎渦巻く大奥の世界を繊細に表現し、女性たちからの圧倒的な支持を受けて3年連続で放送された超人気シリーズ。2007年に実現した舞台版は、明治座の動員記録を塗り替えるほどの人気を博し、初演より245回の公演を達成した。

 2004年に放映されたテレビドラマ版から春日局を演じてきた松下は「春日局は、自分が演じてきた歳月を忘れてしまうくらい魅力的な人物。何度演じても心を動かされます」と役柄への熱い思いを語る。春日局と反目しあう、二代将軍秀忠の正室である江与役を演じる若村との相性もバッチリなようで、「稽古から火花どころか、メラメラと炎が燃え上がっていますよ」と微笑んだ。

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 「大奥」シリーズ初参加となる若村は、松下率いるレギュラー陣について「舞台の上では愛憎が渦巻いていますが、キャストの皆さん本当に温かく迎え入れていただいています」とにっこり。「お江与は、自分の息子である家光への母として『自分の手で育てたかった』という思いがあるからこそ、乳母である春日局に辛く当たってしまう。いじめ役である一方、観客の皆さんに共感もしていただけるように努めています」と話した。

 全19カ所で上演する全国ツアーは10月5日より福島、仙台、盛岡の3都市でも公演予定。若村が、「東北に行きたいがために、この仕事を受けた、と言ってもいいくらいなんです」と語ったように、本作に関わる全員にとって昨年の東日本大震災で、甚大な被害を受けた人々への思いは強いという。

 座長を務める松下は、「大奥」の公演を楽しみに待っている東北のファンに向け「この舞台では、おふくという一人の女性が、いかにして春日局と呼ばれるまで上り詰めたかを描いています。東北の皆様は、昨年に続いて今でも大変な生活を送られていると思いますが、逆境に負けずに生き抜いていく彼女の強さをぜひ見ていただきたいです」と語りかけた。

 「大奥」と聞くと、女たちのドロドロとした戦いを想像してしまう人もいるかもしれない。だが、それだけではないのが本作の魅力。豪華絢爛な着物衣装の数々、シリーズおなじみの顔ぶれである鷲尾真知子山口香緒里の軽快なかけあいなど、エンターテインメント要素も山ほど。名優・近藤正臣が演じる魅力にあふれた徳川家康、恐妻家の秀忠を原田龍二ら、女性陣に負けない演技派ぞろいの男性キャストも要チェック。江戸時代に繰り広げられる人間ドラマを、泣いて笑って楽しんで観てもらいたい。(編集部:森田真帆)

 舞台版「大奥 第一章」は、全国にて公演ツアー中

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