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巨匠リドリー・スコットがエール! 今年の3.11を紡いだ人々の思いを世界へ

第25回東京国際映画祭

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フィリップ・マーティン監督、成田岳監督ら『JAPAN IN A DAY [ジャパン イン ア デイ]』チーム
フィリップ・マーティン監督、成田岳監督ら『JAPAN IN A DAY [ジャパン イン ア デイ]』チーム

 20日、東日本大震災を題材にしたドキュメンタリー映画『JAPAN IN A DAY [ジャパン イン ア デイ]』が第25回東京国際映画祭の特別オープニング作品として公式上映され、今年の同映画祭が開幕した。TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われた舞台あいさつでは、製作総指揮を担当したハリウッドの巨匠リドリー・スコットから「これほどまでに人々の心を結びつける、力強い作品になるとはうれしい誤算でした」などと書かれた手紙が読み上げられた。

映画『JAPAN IN A DAY [ジャパン イン ア デイ]』場面写真

 同作は、リドリー&故トニー・スコット兄弟が、3.11から1年後の今年3月11日に世界中で撮影された映像で、動画投稿サイト「YouTube」に寄せられた約8,000件、およそ300時間の動画を基に、1本の映画へと思いを紡いだドキュメンタリー。

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 製作経緯について、早川敬之プロデューサーは東日本大震災を題材にした作品を製作できないかとリドリー監督へ提案したところ、「すぐに『やる価値がある』と返事をいただきました」と説明。リドリー本人はこの日、残念ながら出席できなかったもものの、代わりに届いた手紙が読み上げられた。

 作品について「悲劇の日から1年後の2012年3月11日の、日本のありのままの姿を切り取っています。こちらの想像をはるかに超えるユニークで感動的、運命的な作品が仕上がりました。正直これほどまでに人々の心を結びつける、力強い作品になるとはうれしい誤算でした」とコメント。

 さらに、「特別オープニング作品の上映という素晴らしい日を共に過ごすことができずに残念ですが、わたしの心は皆さんと一緒にあります」とメッセージを送った。この日はほかにフィリップ・マーティン監督と成田岳監督、「YouTube」に映像を投稿した共同監督5名も出席。成田監督は「フィリップ監督とディスカッションした中で、とにかく素材の声を大切に、たくさんの貴重な映像を送っていただいた皆さんの思いを何とか損なわずに1本の映画にまとめ上げたいと思っていました」と本作に込めた思いを明かした。(取材・文:中村好伸)

第25回東京国際映画祭は10月20日から28日までTOHOシネマズ 六本木ヒルズほかにて開催
映画『JAPAN IN A DAY [ジャパン イン ア デイ]』は11月3日からTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国公開

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