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テリー伊藤、芦田愛菜の陰の努力を絶賛!若者たちに熱いエンタメ論を披露

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熱い「講義」を展開したテリー伊藤
熱い「講義」を展開したテリー伊藤

 テレビ演出家のテリー伊藤が、12月にWOWOWで放送される「大人番組リーグ エンタメ大学」の収録に参加し、集まったクリエイター志願の若者たちを前に、熱い講義を展開した。

 本番組は、異なる12本のオリジナル番組がシリーズ化を懸けて面白さを競う「大人番組リーグ」の企画の一つ。ゲストに招かれた一流エンターテイナーが、自身のエンタメ論をノンストップ・ノーカットで語り尽くすもので、この日はテリーが、若き日の自分を振り返りながらトークを展開した。

 「若い頃は金がなかった。知識がなかった。恐れを知らなかった。でも、やり直しができることが大きな才能だった」というテリーは、自分を含め社員が2人しかいなかった制作会社に転がり込み、アイデアを局に売り込みながら、芸能界を駆け上がっていった頃を述懐。小さな会社だったため、名のあるタレントをなかなか使わせてもらえず、無名のタレントを起用するしかなかったといい、そこで出会ったのが、当時まだ無名だったビートたけしやタモリ、所ジョージだったという。

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 その後、「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」などの成功を経て、自身もテレビに出るようになったが、テリーは「芸能界ってすごいところだと改めて思うようになった」とコメント。「芸能界はパーティー会場。すごい人がたくさんいる」と真剣なまなざしで語ると、人気子役の芦田愛菜について、「幼いのに、収録でカンペの漢字をすらすらと読んだ。びっくりした。一度覚えた自分のセリフは絶対忘れない。見えないところで勉強しているんだなと思った」と明かすなど、各界の人気者の努力を紹介し「それぞれがたくましく生きている。皆さんもそうあってほしい」と若者に呼び掛けた。

 普段は、めったにこういった企画に参加しないというテリー。それでも「業界に対する恩返し」のためオファーを受けたと話し、若者たち相手に気持ちのこもった講義を展開。「日本人は面白いものを見つける天才。今の人はダメということはない。優秀な人はいつの時代もいる」と現代の若者を前向きに評価し、講義が終了すると、会場は大きな拍手に包まれた。(取材・文 名鹿祥史)

「大人番組リーグ エンタメ大学」はWOWOWプライムにて12月2日 23:00より放送

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