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観客賞は松江哲明監督『フラッシュバックメモリーズ 3D』に! 1人の観客からスタートしての受賞に感慨【第25回東京国際映画祭】

観客賞は松江哲明監督『フラッシュバックメモリーズ 3D』に! 1人の観客からスタートしての受賞に感慨
観客賞を受賞した松江哲明監督(右)とGOMA

 28日、第25回東京国際映画祭でコンペティション部門観客賞が発表され、松江哲明監督の映画『フラッシュバックメモリーズ 3D』が受賞した。過去に『ライブテープ』で日本映画・ある視点部門作品賞を受賞している松江監督はコンペ部門初出品での快挙に「東京国際映画祭に育てていただいた」と同映画祭との縁の深さを改めて感じている様子だった。

 コンペティション部門出品作を対象に、一般観客から最も支持を得た作品に与えられる観客賞。受賞した松江監督は学生のころから足繁く同映画祭に足を運び、今回の映画祭期間中もほぼ毎日、観客として訪れていたという筋金入りの映画祭ファン。「自分も一人の観客として来ていたので、観客賞にはコンペの審査とはまた違った重みがある」と感慨深げに語った。

 観客賞を受賞した『フラッシュバックメモリーズ 3D』は、追突事故で高次脳機能障害を負ったディジュリドゥ奏者 GOMAが、リハビリ期間を経て徐々に復活する過程を振り返る異色の3D作品。この日は松江監督のほか、GOMAとその妻子、そして高根順次プロデューサーが登壇し、受賞の喜びを分かち合った。

 「事故から3年間は、事故前の自分をずっと追い掛けるようなことばかりしてきた」と振り返ったGOMAは、「今ここに仲間たちと立って、そういうことはどうでもいいというか、昔の自分を追い掛けるんじゃなくて、今の自分で生み出せる新しい世界に自信を持って突入できるような気分になってきました」とコメントし、今回の受賞を「事故前の自分にさよならを言うきっかけ」と位置付けた。

 今月20日の開幕以来、多くの上映・イベントが行われた同映画祭も本日が最終日。この後は東京サクラグランプリをはじめとする各賞が発表されるクロージング・セレモニーのほか、公式クロージング作品『人生の特等席』ゲスト舞台あいさつ・上映、受賞者記者会見が行われる予定となっている。(編集部・福田麗)


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