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沢尻エリカが祝福メッセージ!蜷川実花監督『ヘルタースケルター』が新藤兼人賞銀賞

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『ヘルタースケルター』の沢尻エリカ
『ヘルタースケルター』の沢尻エリカ - (C) 2012 映画『ヘルタースケルター』製作委員会

 女優の沢尻エリカが7日、東京會舘で行われた「新藤兼人賞・SARVH賞2012」授賞式で銀賞を受けた、主演映画『ヘルタースケルター』の蜷川実花監督にお祝いのメッセージを寄せた。

映画『ヘルタースケルター』場面写真

 新藤兼人賞は、日本映画製作者協会に所属するプロデューサー陣が「この監督と仕事をしてみたい」「今後この監督に映画を作らせてみたい」という観点から、その年で最も優れた監督を選ぶもの。2000年より「日本のインデペンデント映画の先駆者」として、今年惜しまれつつ亡くなった新藤兼人監督の名が付けられている。

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 将来性を高く評価されての授賞に蜷川監督は、「このような賞をもらえるとは思っていませんでした」とコメント。製作にあたっては「何て挑戦的なことを」といわれることも多かったというが、「これがわたしの表現したいことで、すべて当たり前のことと思っていました。これからも自分に素直に、恐れずに、3作目も4作目も突き進んでいけたらと思っています」と決意を新たにしていた。

 そして授賞式では、本作を5年ぶりのスクリーン復帰作に選び、オールヌードも辞さない熱演を披露した沢尻から、「実花さん、『新藤兼人賞』銀賞授賞おめでとうございます。『ヘルタースケルター』は、私も深く愛して演じた作品です。このような名誉ある賞に蜷川監督が選ばれた事、私もとても嬉しく思っています」(原文ママ)とお祝いのメッセージが届けられた。

 本作は、カルト的人気を誇る岡崎京子のコミックを実写化した作品。沢尻にとって約5年ぶりのスクリーン復帰作であり、オールヌードも辞さない熱演を披露。興行収入20億円を突破するヒットを記録した。本作の授賞について、同賞の桝井省志審査委員長は、「映画事体も大変パワフルな作品だけど、それ以上に劇場の観客が映画に惹(ひ)きつけられ、スクリーンに釘付けになっていたことが印象的でした。まさに今、時代が求めている映画だと大変感銘を受けました」と選考理由を述べている。(編集部・入倉功一)

「ヘルタースケルター スペシャル・エディション(2枚組)」ブルーレイ(税込み:5,250円)、DVD(税込み:4,095円)は12月21日発売

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