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トム・クルーズ2時間にわたるファンサービス!会場中から「トム」コールやまず!

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いついもの笑顔をたたえ、ファンサービスを敢行したトム・クルーズ
いついもの笑顔をたたえ、ファンサービスを敢行したトム・クルーズ

 俳優のトム・クルーズが9日、東京国際フォーラムで行われた主演映画『アウトロー』のレッドカーペットと舞台あいさつに出席し、約2時間にわたるファンサービスで集まったファンを大熱狂させた。

映画『アウトロー』レッドカーペットイベント写真ギャラリー

 この日のイベントには、正装に身を包んだトムをはじめ、ドレスアップしたヒロインのロザムンド・パイククリストファー・マッカリー監督が登場。ファン思いで知られるトムは、「トムー!」と名を呼ぶ声援でいっぱいの会場の隅々を歩いて回り、ファンひとりひとりのサインやツーショット撮影の求めにさわやかな笑顔で応じた。

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 その後トムは、劇中の愛車と共に舞台あいさつに登壇し、集まった約2,500人のファンに「よく来てくださいました!」と手を振ってあいさつ。自ら挑んだという危険なカーチェイスの撮影について感想を聞かれ、「平気だよ」と余裕の表情を見せた。

 しかしすぐに「本当はとても怖かった。(劇中で運転したのは)すごい馬力のある車なんだ」とちゃめっ気たっぷりに語り、会場を沸かせるトム。その決死のスタントについて「綿密に計画を立てて行ったものではなく、その場のひらめきで行ったものがほとんどなんだ」と説明すると「この映画はCGが使われていない。カメラが目の前で起きているものを映しているんだ。そこに注目してほしい」と本物の迫力にこだわった映像に自信をのぞかせた。

 本作の主人公ジャック・リーチャーはこれまで一味違うワイルドなキャラクターとなるが、トムは「とてもすてきで、ユーモアがあって、自分のモラルやり方を持っている男だよ」とお気に入りの様子。また隣に立つマッカリー監督とロザムンドを指し「彼が素晴らしい脚本を書いて、素晴らしい女優さんと共演できたからね」と褒めたたえるなど、自信作を日本のファンにお披露目できることがうれしくて仕方ない様子だった。

 本作はイギリスの作家リー・チャイルド原作のハードボイルド小説「ジャック・リーチャー・シリーズ」を映画化したアクション大作。街から街をさすらう軍の元秘密捜査官ジャックが、たった一人で悪に立ち向かう姿を描く。(取材・文:中村好伸)

映画『アウトロー』は2月1日より全国公開

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