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本木雅弘が父親としての思いを告白「20年後に感想を聞きたい」

本木雅弘が父親としての思いを告白「20年後に感想を聞きたい」
「アン・リー監督は、自分を女性の気持ちにもさせてしまう」本木雅弘が大絶賛! - (c)シネマトゥデイ/金井堯子

 少年と飢えたトラが小さなボートで漂流を続ける信じられない物語と、極上の3D映像が話題の『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』で、外国映画の吹き替えに初挑戦した本木雅弘が、声の演技での苦心以上に、作品の魅力やアン・リー監督の演出について語った。

 「ここ数年に観た作品の中で最もインパクトを受けました」と語り始めた本木。当初はタイトルなどから「ファミリー向けのアドベンチャー映画だと思っていた」という彼は、実際に本編を観たときに、作品の奥深さに衝撃を受けたようだ。これまでもアン・リーの監督作品は何本か観て、感銘を受けていたそうで「男同士の恋愛を描いた『ブロークバック・マウンテン』では、主人公たち以外のキャラクターにも共感させられました。自分の夫と男性の抱擁を、妻が偶然見てしまうシーンなんて、『どうしたらいい?』と女性目線で見てしまったくらいです(笑)」と、巧みな演出を絶賛する。

 今回、彼が吹き替えを担当した役は大人になったパイで、演じるのは『スラムドッグ$ミリオネア』で世界的に有名になったイルファン・カーン。その『スラムドッグ$ミリオネア』がアカデミー賞作品賞を受賞した年に、本木の『おくりびと』が外国語映画賞に輝いたという不思議な縁もある。「イルファン・カーンさんと僕のイメージはまったくかぶらず申し訳ないけれど、吹き替えをしながら、映像の魅力をダイレクトに受け止められた」と、本木は吹き替えの難しさと面白さの両面を実感したようだ。

 本作では親子のドラマも描かれるが、3人の子どもを持つ本木もその部分に引き込まれたようで「子どもたちにも観せたいですね。そして10年後、あるいは20年後にもう一度彼らに観てもらい、大人になってからも感想を語り合いたい。月日とともに味わいが増す不思議な作品です」と、父親としての素顔ものぞかせる。俳優としての「仕事」を超え、一人の人間として彼は本作を愛してしまったようだ。(取材・文:斉藤博昭)

映画『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』は1月25日よりTOHOシネマズ 日劇ほかにて全国公開


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