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ゲキ×シネ、早乙女太一の原点は真田広之!

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『ゲキ×シネ「髑髏城の七人」』の殺陣シーン!
『ゲキ×シネ「髑髏城の七人」』の殺陣シーン! - (C) ヴィレッヂ / 劇団☆新感線

 30日、新宿バルト9で『ゲキ×シネ「髑髏城の七人」』大ヒット記念トークショーが行われ、「劇団☆新感線」演出家のいのうえひでのり、時代劇研究家のペリー荻野が、濃厚な時代劇トークを繰り広げた。

『ゲキ×シネ「髑髏城の七人」』いのうえひでのり&ペリー荻野トークショーフォトギャラリー

 「劇団☆新感線」といえば、まさに活劇と呼ぶべきアクションが満載の舞台が特色であるが、その中でもいのうえは無界屋蘭兵衛を演じた大衆演劇界のプリンス・早乙女太一の殺陣を「手首の返しが強いんで、弧を描くような殺陣になる。彼にはチャンバラの才能がある」と絶賛。

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 さらに「劇団☆新感線」の殺陣は軽めなんですが、太一君にはいつもの華麗なる立ち回りよりも、今回は人を切る重みのようなものを入れてほしいと注文した。それでも彼は見事にやってくれるんですね。やはり日舞をやっているのが大きいんでしょうね」と付け加えた。

 またいのうえは、「この芝居の太一君でキュンとなったら、ぜひ映画『必殺4 恨みはらします』を観てください。この映画に真田広之さんが悪役で出ているんですけど、原点はここにあります」と意外な事実を明かした。

 本作は、「劇団☆新感線」の代表作を、小栗旬森山未來、早乙女太一、小池栄子勝地涼仲里依紗といった豪華キャストで再演した2011年版「髑髏城の七人」を「ゲキ×シネ」として公開したもの。シリーズを重ねるごとに着実に観客動員数を伸ばしている「ゲキ×シネ」シリーズだが、いのうえは今後やってみたい時代劇として、「座頭市」「眠狂四郎」を挙げ、さらなる「劇団☆新感線」、そして「ゲキ×シネ」の飛躍に思いを馳せた。(取材・文:壬生智裕)

映画『ゲキ×シネ「髑髏城の七人」』は全国公開中

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