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『デッド寿司』の主役武田梨奈が明かす新作の魅力は?

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主演の武田梨奈 - 映画『デッド寿司』より
主演の武田梨奈 - 映画『デッド寿司』より - (C)オフィスウォーカー

 映画『KG カラテガール』、『女忍 KUNOICHI』などで派手なアクションを繰り広げてきた若手注目女優の武田梨奈が、新作『デッド寿司』について昨年のファンタジア国際映画祭に参加した際に電話インタビューで語った。

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 同作は、復讐に燃えるある男の発明によって、すしが人に牙をむいて襲いかかってくるというパニック映画。人の舌を食いちぎるイクラ、人の首をはねるトロ、強力な酸を吐く玉子など、殺人ずしと人間の対決が描かれている話題のホラー作品。主役のすし職人の見習い役を、空手歴10年以上の実力を持つ武田梨奈が演じている。

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 今作の予告編が昨年公開されてから、すでにYouTubeでの再生回数が100万回を超えたことについて「ものすごく、びっくりしましたね! あの動画が公開されて、一気に再生回数が上がっていったので、そこに残されているコメントを読ませていただいたら、ほとんどが英語で書かれていたので、海外からも注目されていることに驚きました!」と語った。

 空手を小さい頃から学んでいた武田だが、演技に興味を持ったのは「実はお芝居の方は、小学校の低学年ぐらいからやりたいと思っていたんです。空手をやる前から芸能界に入ることも目指していました。そのため、空手をやる前にオーディションとかも受けていたんですよ」と明かした。

 撮影中に苦労したことは「わたしは撮影中に仲居さんの着物を着て対戦していたので、帯でおなかが締め付けられ、そのうえ激しく動くため、途中で呼吸がしづらい時もありました。でも、撮影中は大けがをすることなく、たまにどこかにぶつけて、あざができるくらいでした(笑)」と振り返った。

 松崎しげるとの共演について「いろいろ松崎さんからアドバイスを頂いたり、『台本とは違ったこともやろう!』などと、その場でアイデアを出し合ったこともありました。松崎さんが、相手を歌でやっつけるシーンや、予告編で松崎さんが即興で歌っているシーンなんかもあるんです」と答えた。

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 影響を受けた映画は「ジャッキー・チェンの作品で一番初めに観たのが『ドランク・モンキー/酔拳』で、すごく面白いと思いました。最近では、リメイク版の『ベスト・キッド』がすごくハマりましたね。もちろん、オリジナルの作品はDVDで持っていますけど(笑)。リメイク版は、自分に気合いを入れる度に観ていましたね」と明かした。

 最後に、今後はアクションだけでなく、あらゆるジャンルにも挑戦したいと語った。映画は、すしが人を襲うという奇抜なアイデアだけでなく、次世代の女性アクションスターを担う武田梨奈にも注目すべき作品に仕上がっている。 (取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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