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生田斗真、過酷な撮影がトラウマに!二階堂ふみのクビを絞めて、失神させたことも

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撮影中、生田斗真に失神させられたことを明かした二階堂ふみ
撮影中、生田斗真に失神させられたことを明かした二階堂ふみ

 9日、映画『脳男』初日舞台あいさつが、TOHOシネマズ スカラ座にて行われ、主演を務めた生田斗真をはじめ、松雪泰子江口洋介二階堂ふみ太田莉菜、そして瀧本智行監督が登壇した。生田はハードな撮影現場で二階堂を失神させてしまったことに触れ、「トラウマになりました」と胸のうちを明かした。

映画『脳男』初日舞台あいさつフォトギャラリー

 登壇者が口々に「朝から観るにはどうかと思う映画」と語るように、衝撃的な展開が多い本作。現場でも壮絶な撮影シーンの連続だったようで、生田は「二階堂さんの首を絞めるシーンがあったのですが、監督から『もっと絞めて』って言われたので、少し強く力を入れたら、ふみちゃんが落ちてしまって……。(撮影当時)17歳の少女にそんなことしてしまったことがトラウマになりました」と笑顔ながらに語った。

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 一方、失神した側の二階堂は「(撮影が厳しくて)みんな死ねって思っていました」とぼそり。特に監督は二階堂の思いを背中で感じていたらしく「二階堂さんには一番死ねって思われていたでしょうね」と冗談とも本気ともとれるような発言で会場を沸かせると、江口も「僕も生田君との格闘シーンは、合計27時間ぐらい費やしました。途中、落ちそうになったこともありましたよ」と振り返った。

 そんな役者たちの魂がぶつかった本作に「恥ずかしげもなく言いますが、メチャクチャ面白い映画になりました。こんな映画が日本でも作れるんだという証になった作品だと思います。日本の文化は素晴らしいと思える映画。(出来には)自信あります」と生田が力強くアピールすると、場内からは大きな拍手が巻き起こった。

 本作は、第46回江戸川乱歩賞を受賞した首藤瓜於の同名小説を、映画『イキガミ』の瀧本智行監督で映画化。驚異的な身体能力を持ちながら、人間らしい感情の一切を持たない殺人鬼「脳男」に翻弄される刑事や精神科医を描く。(磯部正和)

映画『脳男』は全国東宝系にて公開中

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