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アカデミー賞開幕!スター俳優陣がダンスパフォーマンスを披露!

第85回アカデミー賞

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軽快なパフォーマンスとトークを繰り広げているセス・マクファーレン
軽快なパフォーマンスとトークを繰り広げているセス・マクファーレン - Eugene Gologursky / WireImage / Getty Images

 現地時間24日、米ロサンゼルスのドルビー・シアターにて、第85回アカデミー賞授賞式の幕が開いた。司会を務めるのは『テッド』の監督としても知られるセス・マクファーレン。今回が初司会となるセスだが、その持ち味の毒舌を生かしたトーク、さらには今年のテーマである「ミュージック・イン・フィルム」を象徴するミュージカル・パフォーマンスが披露された。

セス・マクファーレンがテッドの声!映画『テッド』写真ギャラリー

 冒頭を飾ったのは、セス・マクファーレンの毒舌。『リンカーン』や『ジャンゴ 繋がれざる者』といったノミネート作品、さらにはリアーナとクリス・ブラウンの復縁といった時事ネタを取り入れたジョークを連発。「(奴隷解放で知られる)リンカーン大統領を演じたダニエル・デイ=ルイスは役にのめり込むあまり、(黒人俳優の)ドン・チードルと会ったときには彼を解放しようとしたらしいですね」……などなど、過激なジョークで会場を盛り上げた。

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 だが、そうした流れにストップをかけたのは、映像で登場したオリジナル版「スター・トレック」シリーズのカーク艦長(ウィリアム・シャトナー)。「アカデミー賞を破壊するのを止めるため」に未来からやってきたといい、司会のセスに次々とアドバイス。セスも大ファンだというカーク艦長のアドバイスには素直に従い、それからは今年のテーマである「ミュージック・イン・フィルム」に忠実なパフォーマンスが続々と披露された。

 チャニング・テイタムシャーリーズ・セロンダニエル・ラドクリフジョセフ・ゴードン=レヴィットといったそうそうたる俳優陣によるダンスは圧巻の一言。『波も涙も温かい』『美女と野獣』といった名作の劇中曲に合わせたダンスは、ミュージカル映画、そして全ての映画への愛を感じさせるものだった。

 授賞式のプロデューサーを務めるニール・メロンクレイグ・ゼイダンは今回の授賞式について「10年かけて、このショーの準備をしていたんです。でもオファーが来なかった」とコメント。ほかにも『フライト』のパペット(操り人形)によるパロディー映像などが上映されるなど、例年の流れをくみながらも今年のテーマ、そして司会者の個性を反映した演出が目立っていた。(編集部・福田麗)

「第85回アカデミー賞授賞式」はWOWOWプライムにて生中継中(25日夜9時よりリピート放送)

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