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『ローン・レンジャー』は“ノマド”映画!ジョニデ&製作陣がQ&Aイベントを開催

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ファンイベントに出席したジョニー・デップとアーミー・ハマー
ファンイベントに出席したジョニー・デップとアーミー・ハマー

 ジョニー・デップ主演のアクション大作映画『ローン・レンジャー』のファンイベントがアメリカ・ラスベガスにて行われ、ジョニー・デップ、アーミー・ハマーのキャスト陣ほか、ゴア・ヴァービンスキー監督、そしてプロデューサーのジェリー・ブラッカイマーが登壇した。この日のイベントはツイッターやFacebookを通して、世界中のファンから質問を募集し、それに登壇者が答えるという形式で行われた。

映画『ローン・レンジャー』場面写真

 アメリカ5州にわたった撮影について「一番気に入った場所は?」と尋ねられたヴァービンスキー監督は、コロラド州クリードを挙げたものの、その一方で「どこも雨が降ったり、雪が降っていたり、はたまた気温が50度を超えていたり、耳に砂が入ってきたり……これまでに作った映画で一番大変な作品だったよ」と述懐。過酷な撮影の一端をうかがわせた。

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 これにはジョニーも思わず「高速で走っている馬に乗りながら、死なないようにするのが大変だった」と同意。「気が付いたら振り落とされて、馬に下にいたりしたんだからね」と撮影を振り返れば、ローン・レンジャーを演じるアーミーも「乗馬の経験はあったけど、動いている汽車や岸辺で乗ったことはなかった」とアクションシーンの撮影について語った。

 そうした言葉の端々からもうかがえるように、本作はそのスケールもケタ外れ。撮影のために汽車を作っただけでなく、それとともに撮影地から撮影地へと移動。おまけに撮影は8か月間にも及んだといい、ヴァービンスキー監督が「まるでノマド(遊牧民)だよ」と評する一幕も。ロケでの撮影にこだわったこともあり、監督は「CGのためのブルースクリーンはほとんど使っていない」と胸を張っていた。

 目下ポストプロダクション中の本作だが、イベントでは一部映像がお披露目された。その映像は、ジョニデ&ヴァービンスキー監督&ブラッカイマーという『パイレーツ・オブ・カリビアン』のキャスト&スタッフが再集結した本作への期待を高めるには十分な出来。早くもこの夏一番の期待作として注目を浴びている。(編集部・福田麗)

映画『ローン・レンジャー』は8月2日より全国公開

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