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宮沢りえ、代役舞台の千秋楽に感極まる!満員の客席からスタンディングオベーション

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見事代役を務め上げた宮沢りえ
見事代役を務め上げた宮沢りえ - 画像は3月撮影のもの

 女優・天海祐希が軽度の心筋梗塞のため降板し、宮沢りえが代役を務めることになった舞台「おのれナポレオン」が12日、東京芸術劇場で千秋楽を迎えた。5分以上にわたったカーテンコールでは、宮沢を称えるスタンディングオベーションが満員の客席から沸き起こっただけでなく、主演の野田秀樹をはじめとする共演者からも宮沢に拍手が送られ、宮沢は感極まった表情を見せていた。

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 天海が6日の公演終了後に体調不良を訴えて降板が決定したため、急きょ代役としてナポレオンの愛人アルヴィーヌを演じることになった宮沢。8日午後より稽古を開始し、10日夜の回で初出演。その際はわずか2日間の稽古とは思えぬ演技を見せ、満員の観客から拍手喝采を送られた。

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 翌11日の昼夜公演を経て、4度目、そして千秋楽となったこの日の公演でも宮沢は舞台上でアドリブを交えた熱演を披露。ところどころに”代役ネタ”もちりばめられ、そのたびに観客は大爆笑。3日4ステージという“幻の舞台”となった宮沢出演版「おのれナポレオン」は大盛況のうちに幕を閉じた。

 12日は昼公演のみということもあり、会場には9時時点で、当日券を求める約300人が並ぶという注目度の高さだった。(編集部・福田麗)

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