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『二十四の瞳』の児童役が大集合!木下恵介監督との撮影秘話を語る

『二十四の瞳』の児童役が大集合!木下恵介監督との撮影秘話を語る
『二十四の瞳』の児童役が大集合!

 27日、木下恵介監督生誕100年記念映画『はじまりのみち』の特別試写会と舞台あいさつが行われ、木下監督の代表作『二十四の瞳』の児童役が一堂に集結。約半世紀前の記憶をたどりながら、木下監督への思いや撮影時のエピソードなどを懐かしそうに語った。また、この日は本作のメガホンを取った原恵一監督も出席し、試写後、会場からの温かい拍手に「満足していただいてホッとしています」と胸をなでおろしていた。

 今回が実写映画初挑戦となる原監督は、本作を撮ることになった経緯について「映画の企画が立ち上がった時点では脚本だけ依頼されたのですが、監督に関しては自らやらせてくださいと申し出たんです」と明かし、さらに「実は僕、木下監督の大ファンで、それが誰にも浸透してないことにちょっといら立ってたんですよ」と吐露。夢がかなった原監督は「映画は完成品が全てなので責任は重いですが、周囲からいい言葉をかけてもらうたびに手応えを感じています」と自信をのぞかせた。

 原監督のスピーチが終わると壇上には、『二十四の瞳』の児童役たちから成る「瞳の会」の9名が登場し、本作の感想と『二十四の瞳』の撮影当時のエピソードを語った。まず本作に関しては全員満足している様子で、「原監督は木下先生のことが本当に大好きなんだということが映像からすごく伝わってきた」という声が圧倒的に多く、「木下先生の原点がここにある。当時を思い出して涙が出た。こんなに素晴らしい映画を撮るのだから、将来“原恵一生誕100年記念映画”ができるかもしれない」という大絶賛の声まで聞かれた。

 また、『二十四の瞳』の撮影当時のエピソードに話が及ぶと、代表で質問に応じた渡辺五雄さんは「(木下監督は)恐いおじさんのイメージがありましたが、いいタイミングでお菓子を差し入れしてくれたり、休憩時間に魚を捕る網をみんなに配ってくれたり、撮影以外はすごく優しかった」と振り返り、「ただし、スタートの声が掛かるとガラッと人が変わりましたね」と目を細めながら懐かしんだ。

 本作は、『二十四の瞳』をはじめ数々の傑作を世に送り出し、日本映画の黄金期を築いた木下恵介監督の生誕100年記念作品。戦時中、若き日の木下監督が病気の母を疎開させるためリヤカーに乗せて山越えしたという実話を基に、母と子の強い絆と情愛を描く。また、アニメ『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』で高い評価を受けた原監督が初めて実写映画を手掛けたことでも注目をされている。(取材・文:坂田正樹)

映画『はじまりのみち』は6月1日より全国公開


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