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稲垣吾郎、実はS?「SMAP的にはMかも…」

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劇中で稲垣吾郎を縛り上げるシーンもあるという中越典子
劇中で稲垣吾郎を縛り上げるシーンもあるという中越典子

 SMAPの稲垣吾郎と女優・中越典子が7日、東京・渋谷のBunkamura シアターコクーンにて二人芝居「ヴィーナス・イン・ファー / VENUS IN FUR」のプレスコール(本編の一部上演)を行い、取材に応じた。サディズム(S)とマゾヒズム(M)を題材にした作品で、劇作・演出家のトーマスを演じる稲垣。「SMAPの中ではポジション的にMかもしれませんけど、実はSな部分もあるんですよ」と自らアピールする場面もあった。

中越典子、妖艶!プレスコールフォトギャラリー

 稲垣は「エナメルのボンテージファッションに身を包んだ中越さんが夢にまで出てきます。夢の中でも支配されています」と本役にのめり込んでいる様子。一方、女優・ヴァンダ役の中越は、劇中で稲垣に罵声を浴びせ、終盤には縛り上げるシーンもあるといい、「何だか申し訳ないけど、正直すごく楽しいです」とニンマリ。

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 見どころについて稲垣は「支配と服従、SMといった要素が強い作品ですが、人との関係性は相手によってもシチュエーションによっても変わってきます。一人の人間の中でSとMが入り乱れるところを楽しんでほしいですね」と語り、「お客さんも巻き添えにしますよ」と意気込んだ。

 本作は、「マゾヒズム」の語源ともなった19世紀の作家レオポルド・フォン・ザッヘル=マゾッホの異色小説「毛皮を着たビーナス」が舞台化されたもの。2011年にブロードウェイで上演されるやいなや注目が集まり、トニー賞最優秀作品賞(プレイ部門)にノミネート、最優秀主演女優賞を受賞。過去に映画化もされている。(取材・文:山田馨里)

舞台「ヴィーナス・イン・ファー / VENUS IN FUR」は6月8日~23日まで渋谷・Bunkamura シアターコクーンにて、27日から30日まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演

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