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ケヴィン・ベーコンの声は“やさぐれ”山路和弘で決まり!東地宏樹と褒め合い、フォロイング!

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日本語吹き替えを務めた山路和弘と東地宏樹
日本語吹き替えを務めた山路和弘と東地宏樹

 ケヴィン・ベーコンが満を持してテレビドラマシリーズに初主演した「ザ・フォロイング」で、日本語吹き替えキャストを務める山路和弘東地宏樹が、作品の見どころを熱く語った。カリスマ的な魅力でフォロワー(信奉者)を増やし、次々と人を殺すキャロルと、彼の逮捕に執念を燃やす元FBI捜査官ライアンの対決を描いた本作で、山路はライアンを演じるベーコンの声を、東地はキャロルを演じるジェームズ・ピュアフォイの声を担当している。

 これまでにも数々の作品でベーコンの声を吹き替えてきた山路。「僕は彼が悪役のときによくやらせてもらうんだけど、あのちんぴら加減が大好きなんだよね(笑)」とその魅力を語りつつ、今回のベーコンについては「ちょっと抑えている感じ。暗くて、重たいけど、あまり作っている感じがしない。彼自身もそういうところを持っているのかな」とベーコンの特徴をつかんでいる山路ならではの分析。

 一方、ピュアフォイの吹き替えに初めて挑む東地は、以前、自身も参加した海外ドラマ「ROME[ローマ]」にピュアフォイが出演していたことから、「あのときもずる賢く策略を練る役柄だったので、目を半開きにしてしゃべっているところを見ると、彼のメソッドを感じるんですよね(笑)」と、ピュアフォイの演技にはすでになじんでいる様子。「殺人というあり得ないことをしているけど、どうやら彼は彼独自の正当性をもっているようですね」とキャロルについて語った。

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 そんな二人だが、実は東地が声優として初めてアフレコに参加した現場に、山路がいたという。そのため、東地は山路を先輩として慕っており、「今、ベーコンの声を誰ができるか。僕は山路さんで良かったと思います。あのやさぐれ感! 男らしさ、色っぽさも、もうバッチリなんですよね。原音を聴いても、山路さんが英語でしゃべってるように聴こえます」と大絶賛。

 すると、山路も「俺も、もう東地の声しか浮かばないもん(笑)。(ピュアフォイが出ている)『ジョン・カーター』を観たんだけど、違う人が吹き替えているから違和感がすごかったよ」と手放しで褒めちぎり、お互いに「二人で持ち上げてどうするの(笑)」「フォロイングですね(笑)」とちょっぴり照れくさそうに笑い合っていた。

 物語は、凶悪殺人犯のキャロルが脱獄するところから始まる。彼をたった一人で逮捕しながら、警察を追われたライアンが現場に呼び戻され、再び二人の対決が幕を開ける……。緊迫の展開と共に、山路と東地の声による演技対決にもぜひ注目してほしい。(写真・文:小島弥央)

海外ドラマ「ザ・フォロイング」はWOWOWにて7月9日(火)スタート(全15話)※第1話無料放送
6月24日(月)よりWOWOWメンバーズオンデマンドにて第1話無料配信中

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