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杉本彩、被災地の猫たちを引き取り保護 動物愛護の必要を語る

杉本彩、被災地の猫たちを引き取り保護 動物愛護の必要を語る
『犬と猫と人間と2 動物たちの大震災』をアピールした杉本彩

 東日本大震災と原発事故で、警戒区域に取り残されたペットや家畜の過酷な実態を追ったドキュメンタリー映画『犬と猫と人間と2 動物たちの大震災』のトークイベントに女優の杉本彩が出席した。「弱い存在である動物の命を切り捨て軽視できるこの国のモラルって」と語った杉本は、「一人でも多くの人に観て、考えてもらいたい」と作品を強くアピールした。この日は宍戸大裕監督、プロデューサーの飯田基晴も登壇した。

 本作について率直な感想を聞かれた杉本は「見終わって放心状態でした。テレビやマスコミにあふれた震災報道ですが、取り上げられていない現実がまだまだたくさんあるのだと驚いた」とコメント。続けて「一方で人生の全てを賭けて、動物の救援活動に携わる人たちの姿も観ることができた。勇気をもらいました。背中を押された感じです」と動物愛護家の面ものぞかせる。

 子どもの頃から捨てられたペットを見ると連れて帰り育てていたという杉本は、現在もチャリティーイベントを企画するなど、動物愛護運動に尽力している。震災後は、被災地で行き場のなくなった7匹の猫を自宅や事務所に引き取って保護し、里親を探したりしているという。

 「宮城に救援物資を届けに行ったときに出会った被災猫たちを引き取り、テレビ番組の『ダウンタウンDX』に出演した際、家の中を歩くその猫の映像がたまたま流れたんです。それを観た飼い主の方が連絡を下さって、うちの猫は生きてたんだって」と杉本。「『避難生活でいま猫は飼えないので、どうかよろしくお願いします』とお手紙をいただいた。動物の向こうには、飼い主の方がいるのだなと実感しました」と感慨深い様子で語る。

 最後に杉本は「ペットたちの問題だけでなく、原発のこと、わたしたちが食べるために飼育している牛たちのことなど、この映画を観ると、生活の基盤について考えてしまいます。1回観ただけでは、なかなか整理がつかない。でもじっくり考えないと、いけないんですね。『人と動物と自然が共存する』ということの大変さを教えられます」と思いを新たにしたようだった。(取材/岸田智)

映画『犬と猫と人間と2 動物たちの大震災』はユーロスペースにて公開中 全国順次公開


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