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『インデペンデンス・デイ』のローランド・エメリッヒ監督、新作の舞台ホワイトハウスは「ある意味、キャラクター」

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新作『ホワイトハウス・ダウン』について語ったローランド・エメリッヒ監督
新作『ホワイトハウス・ダウン』について語ったローランド・エメリッヒ監督

 映画『インデペンデンス・デイ』のローランド・エメリッヒ監督が、新作『ホワイトハウス・ダウン』について語った。

映画『ホワイトハウス・ダウン』より場面写真

 本作は、大統領ジェームズ・ソイヤー(ジェイミー・フォックス)を警護するシークレットサービスを目指すためにホワイトハウスを訪れた議会警察官のジョン・ケイルチャニング・テイタム)が、謎の武装グループによるホワイトハウス制圧に巻き込まれてしまうというもの。人質となった大統領と自身の娘の救出のために、ケイルは武装グループに挑んでゆく。

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 エメリッヒ監督は、ホワイトハウスを舞台にしたことを「ある意味、ホワイトハウスをキャラクターのつもりで描いた。できる限りホワイトハウスの内部、外部を的確に捉えようと思ったため、内部の(一般人が入れない)機密の部屋を除いた60%は正しく描かれているよ」と語った。

 チャニング・テイタムの出演については、「彼はソニー・ピクチャーズの2作品(『21ジャンプストリート』、『君への誓い』)で成功していて、ソニー内でも出演候補のリストの上位にあった。それに彼は謙虚でスマートであったため、脚本に即興が加わったり、改稿されることも伝えられたんだ。僕は彼がこの役に完璧だと思っていて、もし彼がこの役を断ったら、僕は(彼以外に)誰をキャスティングしたらいいかわからないとソニーに伝えていたよ」と述べ、熱意で押し切ったことを明かした。

 数多くの大作を手掛けてきたエメリッヒ監督にとって、夏の大作とは「できる限り、いろいろな要素(コメディー、アクション、ドラマ)を取り入れて製作するもの。もちろん、それがうまく成功するときもあれば、成功しないときもある」と言った。また「今作では幸いなことに希望していた全ての俳優をキャスティングできたし、素晴らしい脚本にも巡り合えた。通常、大きな製作配給会社が手掛ける大作は即興にはうるさいのだが、今作では俳優が即興を行ったり、セット内ではいつも和んだ雰囲気で撮影していた」と環境づくりにも満足の様子。

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 『インデペンデンス・デイ』の続編製作については、「『2012』で新たなビジュアル・エフェクトに驚かされたことがきっかけだった。前作では製作上(視覚的効果の問題で)リミットを感じていた」と語り、さらに「続編では前作に登場したキャラクターと新たなキャラクターが半々で登場する。ウィル・スミスは主役としては出演しないが、(新たな主役への)バトンタッチが必要で、彼にはカメオ的な役でこれからオファーしてみるつもりだ」とも話した。

 最新作『ホワイトハウス・ダウン』は、夏の大作にふさわしいさまざまな要素が入り、娯楽大作として楽しめるものに仕上がっている。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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