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北乃きい、号泣!会場からの拍手に涙をこらえられず…

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感極まって涙を見せた北乃きい
感極まって涙を見せた北乃きい

 女優の北乃きいが20日、東京・築地の東劇で行われた映画『爆心 長崎の空』の初日舞台あいさつに出席し、会場からの温かい拍手に感極まって号泣した。この日は共演者の稲森いずみ柳楽優弥池脇千鶴宮下順子、主題歌「ひまわり」を歌った小柳ゆき、音楽を担当した小曽根真、そしてメガホンを取った日向寺太郎監督が登壇した。

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 本編上映終了後、観客からの温かい拍手に包まれながら登場した北乃は「今日は本当に特別な気持ちで、昨夜はドキドキしていて一睡もできませんでした。本当にこの日を迎えることができて、(会場にいる)赤ちゃんが先ほどから泣いていますが、わたしも泣きそうで……」と言葉を詰まらせ、マイクを稲森に託して涙。さらに、小柳がテーマ曲の「ひまわり」をステージ上で披露すると、北乃は「この曲を聴くといろんな思い出がフラッシュバックして、また泣きそう!」とコメントし、会場からは温かい笑いがこぼれた。

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 今回演じた被爆3世の女子大生・門田清水役について北乃は「監督からは被爆を気にせず明るく普通に生きている女の子なので、被爆を意識せず演じてほしいと言われました」と振り返りながら、「(当時を知るために)原爆資料館にも行ってみたのですが、自分がいかに無知だったかを痛感したので、映画を通じて長崎が経験したことを多くの方に伝えたいと思いましたね」と作品に懸ける思いを明かした。

 また、被爆2世として妊娠に恐れを抱く人妻・高森砂織を演じた稲森も原爆資料館を訪れたようで「改めて当たり前に続くと思っている日常が一瞬にしてなくなり、そしてその後も毎日が続いていくという現実を知り、涙が止まらなかった」と述懐した。

 本作は、長崎原爆資料館館長を務め、「聖水」で芥川賞を受賞した青来有一の連作短編集「爆心」を、映画『誰がために』や実写版『火垂るの墓』の日向寺監督が映画化した感動の人間ドラマ。被爆地・長崎を舞台に、母を亡くした少女と娘を亡くした母親が巡り合い、悲しみを共有しながら希望を見いだす姿をリアルに描く。(取材・文:坂田正樹)

映画『爆心 長崎の空』は東劇ほかで全国公開中

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