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『許されざる者』がベネチア国際映画祭に特別招待決定!渡辺謙が喜びのコメント

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渡辺謙、佐藤浩市ら日本映画をけん引する実力派キャストが集結した映画『許されざる者』のポスタービジュアル
渡辺謙、佐藤浩市ら日本映画をけん引する実力派キャストが集結した映画『許されざる者』のポスタービジュアル - (C) 2013 Warner Entertainment Japan Inc.

 第65回アカデミー賞で最優秀作品賞をはじめ4部門に輝いたクリント・イーストウッド監督・主演の同名作を李相日監督、渡辺謙主演で新たに映画化した『許されざる者』が、第70回ベネチア国際映画祭に特別招待作品として選出されたことが、25日(現地時間)で行なわれた同映画祭の会見で発表された。

 同映画祭は、カンヌ国際映画祭、ベルリン国際映画祭と並ぶ世界三大映画祭の一つで、世界最古の歴史を持つ映画祭。本映画祭への招待を受け、李監督は「スタッフ・キャストの大いなる志が、ベネチアへの道を拓いてくれました。日本映画として生まれ変わった『許されざる者』を世界に発信できることを誇りに思います」と長きにわたるロケを共にしたスタッフ・キャストへの感謝の気持ちを明かした。

 主人公の十兵衛を演じた渡辺は、「『許されざる者』という良く知られている話が、日本の風土の中にどう染み込んでいるのか、それが外国の方々にどう受け止められるのか、とても楽しみです」とコメント。また敵役・一蔵を演じる佐藤浩市は「北米発信のこの映画が日本で生まれ変わり、世界に届く。映画は共通言語です」と話し、「人斬り十兵衛」と共に旅に出る馬場金吾役の柄本明も「『許されざる者』が海を渡るのかぁ、日本人の魂がどう観客に伝わるのか、楽しみだ」と感慨深げに喜びを語っている。

 イーストウッドのオリジナル版の公開から約20年。世界中を席巻した物語を、激動の明治維新の蝦夷地に舞台を移し、日本で新たな息吹を与えられた本作が、ベネチアの地でどのように受け入れられるのか。キャストもスタッフも、世界の反応に期待を寄せている。(編集部・森田真帆)

映画『許されざる者』は、9月13日より全国公開

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