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ケイト・ブランシェットが明かすウディ・アレンとタッグを組んだドラマ作品とは?

ケイト・ブランシェットが明かすウディ・アレンとタッグを組んだドラマ作品とは?
ケイト・ブランシェット、新作を語る

 映画『エリザベス』などでおなじみの演技派女優ケイト・ブランシェットが、ウディ・アレンの新作『ブルー・ジャズミン(原題)/ Blue Jasmine』について語った。

 同作は、ニューヨークの不動産で不正をはたらき刑務所行きとなった金持ちの夫(アレック・ボールドウィン)と離婚した妻ジャズミン(ケイト・ブランシェット)は、労働者階級の妹ジンジャー(サリー・ホーキンス)とサンフランシスコで共同生活を始めるが、ニューヨークでの優雅な暮らしをひきずったままの生活を送り、妹の周りで様々な問題を起こすというウディ・アレン監督のドラマ作品。

 アレン監督はケイトを念頭に入れて脚本を執筆したそうだ。「彼とは最初に電話で3分半くらい話して、脚本を読み終わったら連絡するよう言われたの。彼にはすぐに参加する意思を伝え、サンフランシスコでカメラテストを行ったわ。ただ、彼の演出の方向性はすでに脚本に含まれていて、彼自身はセットで俳優の邪魔をしないようにしていたわ」。

 ジャズミンを演じる上で「『欲望という名の電車』のブランチ・デュボア、ユージン・オニールの『夜への長い旅路』のメアリーのような女性をイメージして演じたけれど、ジャズミンの素晴らしい台詞を含め、最終的にはアレン作品のキャラクターにいつの間にかなっていた」と、アレン監督が手掛けるドラマ術に感服したようだ。

 個性的なジャズミンについて「夫の不正で全てを失った彼女は、その不正行為を見逃していた罪を感じたり、自分自身への怒りや(今後の)恐怖すらも感じていて、まるで永久にカクテルを飲んでいるような酩酊(めいてい)状態なの」と答えた。

 ジャズミンは自己欺瞞(ぎまん)で自分を崩壊させていくことが興味深い。「この映画では、現実や自分自身を見つめ直さない選択をしたことで、落とし穴にハマっていくの」と明かし、さらに「ただ、ジャズミンがサンフランシスコにたどり着いたときは、彼女だけでなく誰もがそれぞれの問題を抱え、ファンタジーな生活を夢見ていて、誰もがある程度の自己欺瞞がある。でも、その中で特にジャズミンが極度な自己欺瞞に陥っているの」と語った。

 今作でケイトはアカデミー賞主演女優賞候補に匹敵するほどの演技を見せ、アレン監督久々のドラマ作品にも注目だ。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)


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