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来日中のアンジェリーナ・ジョリー、国連大学で緊急スピーチ!

来日中のアンジェリーナ・ジョリー、国連大学で緊急スピーチ!
国連大学で緊急スピーチを行ったアンジェリーナ・ジョリー

 パートナーのブラッド・ピットや子どもたちと共に来日中のアンジェリーナ・ジョリーが29日、国連大学で行われた自身の長編初監督作『最愛の大地』の特別試写会に来場し、緊急スピーチを行った。この日は、第8代国連難民高等弁務官・国際協力機構(JICA)前理事長の緒方貞子氏も駆け付けた。

 黒のロングドレスで登場したアンジーは、「この素晴らしい街で、皆さんとご一緒できることを光栄に思います。女性の権利やジェンダーの問題について強い姿勢を表明してくださっている岸田外務大臣、国連に長く貢献してくださってきた緒方貞子さんに感謝いたします。そして、こよいここへお越しくださった全ての皆さんに感謝いたします」とあいさつ。

 1990年代に勃発したボスニア・ヘルツェゴビナ紛争を舞台に、恋人でありながら内戦により敵になってしまったボスニア人女性とセルビア人男性の愛の行方を描いた本作を撮ろうと思ったきっかけについて、アンジーは「ボスニアでの戦争が始まったのは、わたしが17歳の時です。包囲攻撃や虐殺で何十万もの人たちが亡くなり、性暴力が民族浄化の手段として大規模に用いられました。そして、NATOの介入により殺りくが終結するまでに、3年半という長い苦難の時間が必要でした。この映画をつくったのは、ボスニアでの戦争について、わたしが当時理解していなかったことがたくさんあったからです」と説明した。

 続いて、「この映画が描く苦しみは計り知れません。そしてそれは、世界的な状況のほんの一部でしかないのです」と語ったアンジーは、「しかし、問題は大きくても、わたしたちが手にしているチャンス、国際社会としてのわたしたちに備わった強さは、それよりもはるかに大きなものです」と力強くスピーチ。「力を合わせれば、こうした悲劇を二度と繰り返させないことができます。過去を変えることはできませんが、未来はそう、わたしたちの自由になるのです。そして、あなたはその未来のカギを握る一人なのです」と熱弁し、「皆さんがこうした問題についてもっともっと考えるようになってほしい」と集まった観客たちに訴え掛けた。(編集部・中山雄一朗)

映画『最愛の大地』は8月10日より新宿ピカデリーほか全国公開


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