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具志堅用高、宣伝隊長なのに?異色カンフー映画が早すぎてわからない!

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相変わらずの天然コメントで笑いを誘った具志堅用高
相変わらずの天然コメントで笑いを誘った具志堅用高

 元プロボクサーでタレントの具志堅用高と俳優・草刈正雄の長女でダンサーの紅蘭が31日、スペースFS汐留で開催されたカンフー映画『アイアン・フィスト』の公開記念イベントに出席した。

具志堅VS草刈正雄の娘? フォトギャラリー

 本作の宣伝隊長を務める具志堅はこの日、劇中に登場する鉄の拳「アイアン・フィスト」を装着して登場。シャドーボクシングを披露するなど、すっかりご機嫌な様子だったが、映画に関しては「アクションがあまりにも早くてわからなかった」とコメントし、相変わらずの天然ぶりを発揮した。

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 しかし具志堅は「でもね、意味がわからなくても、俺の動物的勘が面白かったと言っていてね。最後はピントがピシッと合いましたよ」と続け、「とにかく絶対にまばたきしちゃいけないですよ! 集中すればわかるようになりますから」と解説。その後も、作品について質問をされるたびに「とにかくアクションが早すぎて、わからないんだよ」と連発し、周囲を笑いに包んだ。

 一方の紅蘭は、劇中でルーシー・リューがふんする娼館の女主人レディー・ブロッサムをイメージした衣装で登場。「映画を観たばかりなので、強くなった気がします」とキリッとした顔を見せると、「監督のRZA(レザ)が好きで。彼は(ヒップホップグループ)ウータン・クランのリーダーなんですよ。昔からカンフーが好きだったみたいで、ついに来たねという感じ。音楽とアクションとエロ、最高な三つがそろった刺激的な映画です」とコメント。一方の具志堅は、RZA(レザ)と聞いてもピンとこなかったようで、「俺も現役のとき、リングに上がるとたくさん浴びたね。あれ、俺が最初じゃないかな」となぜか「レーザー光線」にまつわる思い出を語り出し、そのとぼけた姿に会場は笑いに包まれた。

 本作は、ヒップホップ・アーティストRZAが、クエンティン・タランティーノのサポートを得て初監督を務めた作品。19世紀の中国を舞台に、名もなき男が抗争に巻き込まれていく姿を、壮絶なバイオレンス描写満載で描く、異色カンフー・アクションとなっている。(取材・文:壬生智裕)

映画『アイアン・フィスト』は8月3日より渋谷シネクイントほか全国公開

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