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ベネチア映画祭開幕!塚本晋也監督が息子と作った新作短編も上映【第70回ベネチア国際映画祭】

ベネチア映画祭開幕!塚本晋也監督が息子と作った新作短編も上映
塚本晋也監督がベネチア国際映画祭70回記念企画に参加! - ダンボールで作った怪獣 - (c) Tsukamoto Shinya/Kaijyu Theater

 現地時間28日に開幕した第70回ベネチア国際映画祭の記念企画「Venezia 70 − Future Reloaded(ベネチア70 −フューチャー・リローデッド)」に、日本からは園子温監督に続いて塚本晋也監督も参加している。「Venezia 70 − Future Reloaded」は、世界の70人の監督が「映画の未来」をテーマに製作した60~90秒の新作短編を一挙上映するという本年度の目玉企画。地元イタリアの巨匠ベルナルド・ベルトルッチや、『嘆きのピエタ』で昨年の金獅子賞を受賞した韓国のキム・ギドク監督らベネチアゆかりの監督たちが選ばれている。

 塚本監督も同映画祭で1997年(第54回)と2005年(第62回)に審査員を務めたほか、監督作6作品が上映。コントロ・コレンテ部門で『六月の蛇』(2002)が審査員特別賞、オリゾンティ部門で『KOTOKO』(2011)が最高賞を受賞している。思い出深い映画祭からの依頼に塚本監督も「イタリアは自分の第二の故郷。今回、尊敬する監督さんたちと肩を並べさせていただき、大変光栄です」と喜びを隠せない。

 新作短編の作品名は『捨てられた怪獣』。ダンボールで作った怪獣対ロボットという塚本監督らしいファンタジー作品で、何より長男(10)との共作である点がポイント。塚本監督は「『映画の未来』というテーマを与えられたので、もろに未来そのものを子どもに託しました」と作品への思いを明かす。

 続けて「僕も怪獣で育ちましたが、子どもも大変に怪獣が好きで、共にムキになって作りました。この映画はとてもアナログです。子どもも手作りが大好きで、僕の映画と同じ、究極のアナログな作りになりました。そこに胸がいっぱいになるほどの未来を感じます」とコメントし、父親としての一面をのぞかせた。

 現在、塚本監督は新作準備中のため、現地入りできなかったが、「そうそうたる監督たちの中で手作りの怪獣が大暴れすると思うと、にこにこしてしまいます」とニヤリ。塚本監督の遺伝子を継承したジュニアの未来に、世界中のファンからの期待が集まりそうだ。なお映画祭終了後、映画祭公式ホームページで「Venezia 70 − Future Reloaded」の70作品全てが公開される予定だ。(取材・文:中山治美)

第70回ベネチア国際映画祭は現地時間9月7日まで開催


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