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「したまちコメディ大賞2013」、グランプリは黒田将史監督作『大人になりたくて』が史上最年少受賞! 観客賞と2冠達成!

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グランプリと観客賞を受賞した黒田将史監督
グランプリと観客賞を受賞した黒田将史監督

 「第6回したまちコメディ映画祭in台東」(通称:したコメ)で15日、新たな才能を発掘することを目的とした「したまちコメディ大賞2013」が開催され、映画祭史上最年少となる20歳の黒田将史監督作『大人になりたくて』がグランプリと観客賞の2冠を達成した。本作は、冴えない中2男子コンビのオバカな青春を自然体で描いている。

「したまちコメディ大賞2013」、グランプリは 画像ギャラリー

 今年で5回目となる短編コンペティション「したまちコメディ大賞」は、20分以内のオリジナルコメディー応募作品209本の中から、入選作品10本とU-25特別枠2本(25歳以下が対象)を上映し、その中から「グランプリ」と、観客の投票による「観客賞」を決定するというもの。

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 見事「グランプリ」と「観客賞」をダブル受賞した黒田監督は、「実はこの作品、自分でも面白いなと思って、家で何回も観て笑っていたんですが、こんな大きな場所で、こんな大勢の方と一緒に笑えたのが本当にうれしかった。今後は20分の枠でなく、もっと大きな笑いを作りたいと思います!」と力強く宣言した。

 また、準グランプリには、少年にスケボーを売ってくれと執拗に迫る中年男の姿を描く新井健市監督作『おっさんスケボー』が選ばれ、スピーチに立った新井監督は、「上映が一番最初のブロックで、一番短い作品だったので、忘れられたと思っていた。本当に良かったです」と静かに喜びをかみしめていた。

 最後は、審査員を務めた映画監督の内田けんじ、映画プロデューサーの佐々木史朗、イラストレーターのみうらじゅん、本映画祭総合プロデューサーのいとうせいこうがそれぞれ感想を述べ、「年々レベルが上がっていてすごい。内田さんも言っていたけれど、本当に末恐ろしいですね」といとうが締めくくった。(取材・文:坂田正樹)

「第6回したまちコメディ映画祭in台東」は9月16日まで開催

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