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松本人志、トロントで爆笑舞台あいさつ!会場からは「マツモト」コール

第38回トロント国際映画祭

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トロント映画祭で「マツモト」コールを受けた松本人志監督
トロント映画祭で「マツモト」コールを受けた松本人志監督

 最新作『R100』がカナダで開催中の第38回トロント国際映画祭ミッドナイト・マッドネス部門で上映されることを受け、現地入りしている松本人志監督が現地時間13日、大森南朋渡部篤郎と共にレッドカーペットと舞台あいさつに出席した。3人が登場するやいなや、完売した1,200席の観客からは「マツモト」コールが巻き起こり、8日に50歳の誕生日を迎えたばかりの松本に対して「ハッピーバースデー」の大合唱が贈られた。

松本人志、誕生日をお祝い!トロント映画祭フォトギャラリー

 この日の上映は、深夜にもかかわらず会場の前には上映を待つ長蛇の列ができ、完売のために入れなかった約200人ものファンが3人を一目見ようと押し掛けるほどの大盛況。観客たちからの突然のサプライズを受けた松本は、地元のメジャーリーグチーム「トロント・ブルージェイズ」の旗に貼ったカンニングペーパーを見ながら、「The dominatrices is sexy, eh?(女王様はセクシーだと思わない?)」「Maple syrup is more sexy, eh?(メープルシロップはもっとセクシーだと思わない?)」「R100 is the sexiest, eh?(『R100』が一番セクシーだと思わない?)」とカナダの方言(Eh?=「~じゃない?」といった意味)を取り入れたあいさつで会場を笑わせた。

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 上映後に行われた質疑応答では「この映画を娘さんに見せられますか?」「海外での初上映の感触はいかがですか?」といったさまざまな質問が寄せられ、松本は「日本の規制ではこの映画は15歳以上でないと観られないのですが、娘が15歳になったときにはもっとすごいのを撮ってやろうと思います。皆さんの反応も素晴らしく、こんな経験をするとまた映画を撮りたくなりますね」と早くも次回作に意欲を見せた。

 最後に上映の感想を聞かれた松本は「冒頭から観客の反応がかなり良かったので、後半までこのテンションがもつかなと心配でしたが、最後まですごいテンションで盛り上がってくれて感動しました。ヨーロッパの観客とは違い、ストレートに感情をリアクションするのがうれしかったですね」とコメント。

 さらに、大森が「観客の良いリアクションに驚きました。映画の中でわたしはひどい姿をさらしているので、質疑応答のときは不安の中で登壇しましたが反応が良くて安心しました。観客の映画を楽しむ姿勢がわたしにとってもかなり勉強になりました」と述べれば、渡部も「お客さんと同じ目線で観られたことが本当にうれしい。良い体験をさせていただきました」と喜びを語るなど、観客も監督・キャストも大興奮のうちに幕を閉じた。(編集部・中山雄一朗)

映画『R100』は10月5日より全国公開

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