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話題の宇宙飛行士も太鼓判!『ゼロ・グラビティ』の驚異の映像【第38回トロント国際映画祭】

話題の宇宙飛行士も太鼓判!『ゼロ・グラビティ』の驚異の映像
第38回トロント国際映画祭に出席したサンドラ・ブロック - Wireimage / Getty for TIFF

 サンドラ・ブロックが主演するアルフォンソ・キュアロン監督の映画『ゼロ・グラビティ』が第38回トロント国際映画祭で上映された。デヴィッド・ボウイの「スペイス・オディティ」を宇宙で歌うさまをYouTubeにアップしたことで話題になり、先日引退したばかりカナダ出身の宇宙飛行士クリス・ハドフィールド氏がゲストとして本作を鑑賞した。

 『ゼロ・グラビティ』では、ある任務のために宇宙に飛び立ったメディカル・エンジニア(サンドラ)が、事故によって、ベテラン宇宙飛行士(ジョージ・クルーニー)と共に宇宙に投げ出されてしまうさまが描かれる。

 上映後、キャストと監督は観客からの質問に答えたが、キュアロン監督が「次の質問が一番怖い」と言ったところで、前回のミッションで140日以上を宇宙で過ごしたハドフィールド氏が壇上に。ハドフィールド氏が「幸運なことに、僕が宇宙ステーションで過ごした5か月間というのは、これよりずっと穏やかなものでした」と語ると、会場から笑いが起きた。

 また「この映画の映像は信じられないくらい素晴らしい。監督は一体どうやって撮影したんだろうと思う。本当にあり得ないほど素晴らしい映像だった」と映画史上宇宙を最もリアルに描いたと評されている本作に太鼓判を押した。「そして、もし僕が再び宇宙遊泳することになったら、そのときは絶対サンドラと行きたいです」と呼び掛け、大喝采を浴びた。

 ほとんど全編において、サンドラ演じるメディカル・エンジニアは一人宇宙に残されている。そんな撮影についてサンドラは「非常に孤独だった」と振り返るも「ただし、だから最高だった」と付け足していた。サンドラは本作で見せた名演によって、『しあわせの隠れ場所』(2009)以来となるアカデミー賞ノミネートを果たすのではないかといわれている。(取材・文:中村明美)

映画『ゼロ・グラビティ』は12月13日より3D / 2D同時公開


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