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妊娠中のケイト・ウィンスレットが超ふくよかに!ロンドン映画祭に登場

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超ふくよか! - 妊娠中のケイト・ウィンスレット
超ふくよか! - 妊娠中のケイト・ウィンスレット - Photo:Yukari Yamaguchi

 現地時間14日、第57回ロンドン映画祭で『とらわれて夏』のヨーロッパプレミアが開催され、ケイト・ウィンスレットジョシュ・ブローリンジェイソン・ライトマン監督が会見を行った。妊娠中のためふくよかな姿になったケイトはジョシュにエスコートされ、会見席までゆっくりと歩を進めた。

『タイタニック』でのケイト・ウィンスレット写真ギャラリー

 ケイトは昨年12月、ヴァージン・グループ創始者リチャード・ブロンソンのおいであるネッド・ロックンロールと結婚し、現在妊娠中。過去の2度の結婚で2人の子どもを持つケイトにとっては3人目、ネッドにとっては初めての子どもとなる。

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 本作は、ジョイス・メイナードの小説「レイバーデイ」を原作に、脱獄犯をかくまうことになった母子の姿を描いた作品。これまでのライトマン監督作とは一線を画すスリラー仕立てとなっている。

 ライトマン監督は「(原作者の)ジョイスには『これは、あなたが作ってきたものとは違うし、あなたがやりたいと思うようなものでもない。でもわたしには、あなたがこれを大好きになるだろうと思えるわ』と言われた。そして本当にそうだった。でも、やったことがないことなので本当に怖かった」と本作のメガホンを取ることが大きなチャレンジだったことを明かした。

 恐ろしいはずの脱獄犯が、次第に父親のような存在になっていく過程が見どころの本作。脱獄犯役のジョシュは「19年投獄されていたからといって、必ずしも悪人とは限らない。そんな男が、心理的に牢(ろう)獄につながれているような女性と出会うんだよ」と説明した。

 母親役のケイトは「彼女には彼が良い人だということがわかるのよ。そして、その気持ちに正直に進む」と自身の役の行動を分析。「脱獄犯を自分の車に乗せて家にまで入れるなんて、普通考えられないし、理解できないこともあったわ。だから、その時々の母親の直感を演じたの。男が子どもに手をかけているのよ。言うことを聞けば、息子を取り戻せる。その後に何が起こるかなんて考えないわ」と母親としての気持ちから役に入ったと語っていた。(取材・文:山口ゆかり / Yukari Yamaguchi)

第57回ロンドン映画祭は10月20日まで開催
映画『とらわれて夏』は2014年ゴールデンウイークTOHOシネマズシャンテほか全国公開

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