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片岡孝太郎、シネマ歌舞伎をめぐる葛藤を明かす 当初は反対意見が多かった

片岡孝太郎、シネマ歌舞伎をめぐる葛藤を明かす 当初は反対意見が多かった
片岡孝太郎

 「シネマ歌舞伎」の記念すべき第1作『シネマ歌舞伎 野田版 鼠小僧』が、今年3月に開始した「月イチ歌舞伎」のラストを飾る作品として上映され、出演者の片岡孝太郎が19日、トークイベントに出席した。この日は、舞台にまつわる思い出話から映画『終戦のエンペラー』での撮影裏話など、時折笑いを交えながら披露した。

 「野田版 鼠小僧」は、平成15年8月、故・十八代目 中村勘三郎が現代劇の演出家・野田秀樹と組んで歌舞伎座を笑いと涙で包んだ名作。この大ヒットとなった舞台をHD高性能カメラで撮影し、「シネマ歌舞伎」第1作目として製作された本作が、毎月選ばれた過去の名作を上映する歌舞伎座新開場こけらおとし記念企画「月イチ歌舞伎」の最後の上映作品として、再びファンの前に帰ってきた。

 舞台に初めて参加した当時を振り返り、片岡は「野田さん演出の舞台としては2作目だったので、もう現場は(仲間として)出来上がっていましたね。僕は初参加だったので、どうすれば打ち解けられるかなと考え、思い切ってツカツカッ! と行って、声を裏返しながら自己紹介をしたら認めてくれた」と懐かしそうに述懐。また、「シネマ歌舞伎」について、「当時、歌舞伎を映画にすることに対して役者から反対意見が多かった。ですが、最終的にこの『シネマ歌舞伎』をきっかけに生の歌舞伎を観に行こうと思っていただければ、ということで落ち着いた」と歌舞伎界で葛藤があったことを明かした。

 片岡といえば、『終戦のエンペラー』、最新作の『小さなおうち』など、俳優としての活躍も目立つが、これに対して片岡は、「(『終戦のエンペラー』で共演した)トミー・リー・ジョーンズさんは宇宙人ではなかったですね」とCMキャラクターで知られるトミーについてのジョークを飛ばしながら、「彼は大学で歌舞伎を専攻するほど大好きで、『(市川)猿之助さんの舞台が観たい』と言われ、チケットを取ってあげたこともありました」とハリウッドスターの意外な素顔を明かした。(取材・文:坂田正樹)

シネマ歌舞伎『野田版 鼠小僧』は全国のMOVIXにて公開
好評につき、第2弾「月イチ歌舞伎」開催決定(2014年4月~10月)


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