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一青窈、6歳のころに他界した父への思い

一青窈、6歳のころに他界した父への思い
主題歌を歌い上げた一青窈

 岩松了と赤木春恵が主演する映画『ペコロスの母に会いに行く』の特別試写会が11日に都内で行われ、岩松と赤木のほか加瀬亮、森崎東監督、一青窈が登壇。主題歌を生披露した一青は介護をテーマにした本作について「信じられないくらい号泣しました」と感想を述べ、幼いころに亡くなった実父との思い出を振り返りながら、書き下ろしの主題歌に込めた思いを語った。

 同作は、18万部超えのベストセラーとなった漫画家・岡野雄一による同名エッセイコミックの映画化作品。長崎を舞台に、主人公・岡野ゆういちがグループホームで暮らす89歳の認知症の母親と過ごすおかしくも切ない日常が描かれる。

 一青は「わたし、父が6歳のころに亡くなったんですけど」と台湾人の亡き父との思い出に触れ、「父が最後に『連れて行きたいところがある』と言って一番好きだという白馬の山に連れて行ってくれたことがあったんですが、今思うと、それがわたしと父との最初で最後のスキーだったんです。なんかこう、家族も恋人もそうですけど、同じ景色を共有するってすごく幸せなことだなって思うんです。この映画でもたくさんの景色を母と息子が共有していますが、そこにフォーカスして詞を書きました」と楽曲制作に込めた思いを明かした。

 一青の生歌に感銘した赤木は、「きれいなお声でステキでしたね。ステキな歌を添えてくださってありがとうございます」と感謝。映画について「介護というと暗いイメージがあると思いますが、映画を観ていただくと明るく、『ああ、こういうこともユーモアになるんだな』と気付いていただけると思います」と見どころを語った。(取材・文:名鹿祥史)

映画『ペコロスの母に会いに行く』は長崎先行上映中、11月16日より全国公開


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