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サカナクション、初の映画への楽曲提供!妻夫木聡と念願のタッグ

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『ジャッジ!』(下)の主題歌・エンディング曲を担当するサカナクション(上)
『ジャッジ!』(下)の主題歌・エンディング曲を担当するサカナクション(上) - (C) 2014「ジャッジ!」製作委員会

 ロックバンド・サカナクションが、2014年1月に公開される映画『ジャッジ!』の主題歌・エンディング曲を担当することが明らかになった。主題歌には2010年8月にリリースされた代表曲「アイデンティティ」が、エンディング曲にはエレクトロクラブサウンドが印象的な新曲「ユリイカ」(リリース日など未定)が起用。同バンドにとって、映画への楽曲提供は初のことになる。

映画『ジャッジ!』場面写真

 同作は、落ちこぼれ広告マン・太田喜一郎(妻夫木聡)が、審査員として参加することになった国際広告祭を舞台に、グランプリ争奪のための駆け引きを繰り広げるコメディー。主人公の心情と「アイデンティティ」の歌詞内容が重なることから映画製作サイドがサカナクションにオファーし、同バンド初の映画への楽曲提供が実現した。

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 妻夫木はブレイク前から同バンドの作品を愛聴していたといい、「大好きなサカナクションさんと『映画』でつながれることに狂喜乱舞しております。独創的で人の心を躍らせるその音楽が、『ジャッジ!』を盛り上げてくれること間違 いなし!」と明かせば、サカナクションの山口一郎も「僕らサカナクションがまだまだ駆け出しの時期に、妻夫木さんの『僕らの作品を聴いている』というコメントを雑誌で拝見したときは本当に励みになったし、うれしかったです。このような形で一緒にお仕事ができて本当に光栄です」と念願のタッグに胸を高鳴らせている様子だ。

 「『アイデンティティ』という過去に発表した楽曲を、3年以上たった今、映画の主題歌として取り上げていただけることは作曲者として非常に光栄なことです」と山口。監督の永井聡、脚本の澤本嘉光共に「アイデンティティ」を主題歌にすることに疑問を持たなかったといい、さらにエンディング曲の新曲「ユリイカ」については「曲が持つ独特の世界観が無国籍で海外を舞台にしたこの作品の空気とうまくマッチしていると思いました」(永井)と絶賛している。

 同作は主演の妻夫木のほか、北川景子リリー・フランキー鈴木京香豊川悦司などが出演。ソフトバンク「ホワイト家族」シリーズを生み出した澤本嘉光が脚本を、「GREEN DA・KA・RA」などを手掛けたCMディレクターの永井聡が監督を務めるなど、日本のCM業界のトップクリエイターの起用も話題になっている。(編集部・福田麗)

映画『ジャッジ!』は2014年1月11日より全国公開

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