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吉永小百合、映画人生55年で初企画!阿部寛、竹内結子、笑福亭鶴瓶ら豪華キャストが集結

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新作の製作発表会見を行った吉永小百合
新作の製作発表会見を行った吉永小百合

 女優の吉永小百合と『八日目の蝉』の成島出監督による共同企画作品『ふしぎな岬の物語』が2014年秋に公開されることがわかった。吉永が映画の企画を立ち上げたのは、来年55年を迎える自身の映画人生でこれが初めて。18日、都内で行われた製作発表会見にキャスト陣に先立って登壇した吉永は「俳優一筋で参りましたが、今回企画という立場に立ちまして、最初にごあいさつするのは緊張いたします」と感慨深げに語った。この日は、主演を務める吉永とメガホンを取る成島監督のほか、出演の阿部寛笑福亭鶴瓶、原作の森沢明夫が出席した。

映画人生55年!吉永小百合が新作を発表!フォトギャラリー

 本作は、千葉県明鐘岬に実在する喫茶店を舞台に、小さなカフェに集まる人々と女店主の心温まる交流を描いた森沢の「虹の岬の喫茶店」(幻冬舎文庫)を原作にした作品。原作にほれ込んだ吉永と成島監督が「この優しく温かい物語を映画として観客に届けたい」という思いで企画を立ち上げた。

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 成島監督は「長い夢でした吉永さんの映画を撮るということが、こういう形で実現するとは思いませんでした」と感無量の様子。そもそも吉永と成島監督は、映画『母べえ』などのカメラマン長沼六男に紹介されて出会い、意気投合。吉永は「二人で決めたことなので責任を取らなくてはということで、企画という名前が付いたんです」と企画に関わった経緯を明かし、「1959年から映画に出ていて、こんなことになるとは思わなかったんです」と笑顔を見せた。

 出演者の阿部寛、笑福亭鶴瓶には、吉永自身が手紙を書いて出演を打診したという。吉永ふんする女店主・悦子のおい役の阿部は「大役だと思っています。事務所の大先輩だった吉永さんとついに共演できる」と期待に胸を膨らませ、悦子を30年間支え続けてきた人情派タニさん役の鶴瓶は「こんな役が僕のところにくるかと思うとドキドキしますけど、僕でいいんでしょうか?」と吉永との共演を喜んだ。会見には出席できなかった常連客の娘・みどり役の竹内結子は「撮影を前にして舞い上がっております」とコメントを寄せた。

 2014年2月にクランクインし、千葉県明鐘岬を中心にロケーションを敢行する予定だ。長い映画人生において吉永が初めて立ち上げた企画で、日本映画界を代表する豪華キャストがどんなアンサンブルを見せてくれるのか、期待したい。(編集部・市川遥)

映画『ふしぎな岬の物語』は2014年秋、全国公開

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