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第71回ゴールデン・グローブ賞授賞式の賞レース展開を予想 大本命不在で波乱の予感も!

第71回ゴールデン・グローブ賞

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昨年に続いて司会を務めるティナ・フェイ(左)とエイミー・ポーラー(右)
昨年に続いて司会を務めるティナ・フェイ(左)とエイミー・ポーラー(右) - (C)HFPA

 1月12日(現地時間)に開催される第71回ゴールデン・グローブ賞授賞式の展開を予想してみた。例年にない大混戦の作品賞から日本映画の結果まで、今年は見逃せない瞬間が続きそうだ。

 今年、最も注目をされるのは、映画の部の作品賞だろう。ドラマ部門、コメディー / ミュージカル部門共に、「大本命」といわれる作品が不在。前哨戦となる全米各地の批評家賞も結果がバラけている。ノミネートの数から考えると、最多7部門ノミネートの『それでも夜は明ける』と『アメリカン・ハッスル』が有利といえるが、『ゼロ・グラビティ』『her/世界でひとつの彼女』など対抗馬の逆転劇も十分あり得る。

 映画の俳優部門で有力視されているのは、女優賞(ドラマ部門)のケイト・ブランシェット(『ブルージャスミン』)ぐらいで、他の部門はかなりの混戦。特に男優賞(ドラマ部門)は、77歳の大ベテラン、ロバート・レッドフォード(『オール・イズ・ロスト ~最後の手紙~』)ら候補者全員に受賞の可能性がありそう。また、助演女優賞部門のジェニファー・ローレンス(『アメリカン・ハッスル』)が、昨年の女優賞(コメディー / ミュージカル部門)に続いて2年連続の受賞となるのかにも期待がかかる。

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 そして日本人として気になるのが、外国語映画賞にノミネートされた宮崎駿監督『風立ちぬ』の結果だ。もし受賞を果たせば、日本映画としては1959年の市川崑監督『鍵』以来の快挙となる(日本語の作品としては2006年の『硫黄島からの手紙』が受賞)。

 テレビ部門では、エミー賞に続いて「ブレイキング・バッド」が作品賞(ドラマ部門)を制するかどうかに注目。俳優部門各賞では、日本では劇場公開された『恋するリベラーチェ』のマイケル・ダグラスマット・デイモンのほか、映画の部に劣らぬ豪華な顔ぶれによる対決も楽しみだ。

 司会は、昨年の授賞式でも好評だった、ティナ・フェイエイミー・ポーラー。ポーラーは自身もテレビの部の女優賞(コメディー / ミュージカル部門)にノミネートされており、二人の絶妙な掛け合いやコスプレ、毒の効いたコメントが授賞式を大いに盛り上げることだろう。(斉藤博昭)

第71回ゴールデン・グローブ賞のレッドカーペットショー&授賞式は、1月13日(月・祝)8:55amより海外ドラマチャンネルAXNにて生中継

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