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実録モノからまさかの実写化まで!2013年、物議を醸した映画といえば?

実録モノからまさかの実写化まで!2013年、物議を醸した映画といえば?
山田孝之が事件に引き込まれるジャーナリストを好演した『凶悪』 - (C) 2013「凶悪」製作委員会

 残すところ10日を過ぎた2013年、今年も多くの話題作で劇場がにぎわったが、あまりにセンセーショナルな題材や内容から、賛否両論を巻き起こした「問題作」も数多く公開された。

 今年の問題作を語る上で重要な一本といえば、実際の事件を扱った実録映画の傑作『凶悪』だろう。原作は「新潮45」編集部のノンフィクション「凶悪−ある死刑囚の告発−」。一人の死刑囚が明かす、殺人で巧みに金を生み出す「先生」と呼ばれる男との残忍な犯行、そして事件の真相を追う一人のジャーナリストによる取材過程が克明に描かれる。

 衝撃的な内容はもちろん、次々と人の命を手にかける凶悪コンビにふんしたリリー・フランキーとピエール瀧の怪演も大きな話題に。本当に人を殺したことがあるかのような二人の表情は、イメージとのギャップも手伝い、多くの観客を身震いさせた。

 実在の事件を扱って物議を醸したといえば、『I am ICHIHASHI 逮捕されるまで』も忘れられない。2007年にイギリス人女性を殺害し、警察の追跡を逃れた実在の殺人犯・市橋達也の手記を基にその逃亡劇を映画化。台湾を中心に活躍する俳優ディーン・フジオカが監督と主演を務め、残酷な事件の詳細ではなく、市橋の内面に切り込んだ作風が印象的だった。

 そのほかにも、世間を騒がせた実在の事件を通して社会問題を訴える話題作が次々と公開。アメリカのファストフード店で、自称警察官による電話を信じた店長や従業員たちにより無実の少女が全裸にされた事件を描く『コンプライアンス 服従の心理』、年金不正受給問題を題材に、息子に年金を遺すため一人部屋に閉じこもり死を選ぶ老人を描いた『日本の悲劇』などが注目を浴びた。

 また製作されること自体が賛否両論を巻き起こしたのが、昨今大はやりのコミック・アニメの映画化。中でも、日本の代表する(?)存在でありながら、全く正反対の特色を持ったヒーローを描く『ガッチャマン』と『HK/変態仮面』の公開は、特筆すべき出来事だった。果たして来年はどんな作品が公開され、世間を騒がせることになるのか。期待して年明けを待ちたい。(編集部・入倉功一)

映画『凶悪』は1月6日より下高井戸シネマにて凱旋上映ほか全国公開中


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