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町山智浩、「2013年最も過小評価された映画」を徹底解説!

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映画『ザ・イースト』の魅力を語った町山智浩
映画『ザ・イースト』の魅力を語った町山智浩

 映画評論家の町山智浩が24日、米LAタイムズ紙で「2013年最も過小評価された映画」第1位に選ばれたことでも話題の映画『ザ・イースト』のトークショー付き試写会に出席し、同作の魅力を語った。

映画『ザ・イースト』場面写真

 本作は、環境汚染をまき散らす企業組織への過激な妨害行為を行うエコテロリスト集団・イーストへの潜入調査を依頼された女性エージェントが、職務と社会正義の間で葛藤するさまを描いたサスペンス。主演のブリット・マーリングは、製作と脚本までマルチに手掛けている。

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 本作を自身が選ぶ「2013年の映画ベストテン」の1本に挙げている町山は、「ブリットは才能もあってキレイだと、アメリカで今すごく人気。でも、自分でラブシーンの脚本も書いているわけで、なかなか肝が据わっています」と紹介。さらに、内容に関しては「過激だと思えるかもしれないけれど、映画で出てくる事柄は全部本当の話です。大変リアルでジャーナリスティック」と解説する。

 「アメリカには、企業のために情報活動をする“民間CIA”というのがあって、主人公はそこに属してテロ組織をスパイするのが仕事。これは実際に行われていることです。イーストもエコテログループ“ELF”(地球解放戦線)がモデルだといわれています」と町山。「ほかに“トレインサーファー”と呼ばれる列車で旅をしながら放浪生活をする人々も出てきましたが、企業と国家、FBI、司法までが一体化して体制を固めているアメリカ社会に取り込まれず、それに対抗しようとする人たちもたくさんいるんです」と映画の背景となるアメリカの現状を語った。

 また、本作には海外ドラマ「トゥルーブラッド」などで知られるイケメン俳優アレキサンダー・スカルスガルドも出演しているが、町山は「(彼の)裸と腹筋もとても魅力的」と女性ファン必見の見どころも明かし、「最後は善悪の結論を決めつけず、社会の両面を公平に描いている」と本作を高く評価していた。(取材/岸田智)

映画『ザ・イースト』は1月31日より全国公開

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